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在留外国人交流イベントを開催しました!!

はじめに

6/12(土)、6/13(日)に開催されました在留外国人交流事業【言葉の壁を乗り越えよう】にご参加いただいた皆様ありがとうございました!

1日目


1日目は『日本人編』ということで、多くの日本人市民の方々、在留外国人の方々、王子国際語学院の皆様にお越しいただき、大盛況で終えることができました。王子国際語学院の教務主任の佐藤先生には『やさしい日本語の重要性と在留外国人の現状』についてご講義いただきました。

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2日目

2日目は『在留外国人編』で、講師には株式会社クリーンシティーの小林様にご登壇いただき、ゴミの捨て方ルールを学んでいただいたり、ジェスチャーゲームをやったり、2日間に渡り国籍の異なる戸田市・蕨市の市民同士で交流を通じて互いの文化理解を深めることができたかと思います。

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在留外国人の方によるご発表①

また、中国人とベトナム人の王子国際語学院の2名の生徒様からの『母国文化の発表』は、来日1年未満の方の日本語スピーチとは思えないほどの驚きの完成度でした。
一生懸命練習された様子が感じられ、会場の参加者からは盛大な拍手が鳴り止まない程、素晴らしいご発表をしていただきました。

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在留外国人の方によるご発表②

そして来日15年のネパール出身のスラジさんのご発表もあり、2名の生徒様とは別の視点から日本での生活のことや母国文化についてお話しいただきました。
スラジさんのご発表の中で「日本語がわからない外国人は、日本人に助けを求めたり、コミュニケーションを取りたいけれど色々質問された場合に答えられなくなるため、積極的に関わらない」というお話をされていました。

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確かに日本で生活する上で日本語能力はとても大事です。

税金関係、役所、病院、不動産契約、携帯ショップ、子供の保育園からの連絡事項などかなりハイレベルな日本語を必要とする場面がいくつもあります。

今回は日本人、在留外国人それぞれが【スマホの翻訳アプリ】を上手に使うことで言葉の壁を乗り越えて、互いを理解することができるということを知っていただきました。

今年度、私たち一般社団法人とだわらび青年会議所が掲げているスローガンの『パラダイムシフト〜デジタルとリアルの融合〜』という点においても、このような翻訳アプリやWEBを駆使することで、新しい時代の交流イベントができたのではないかと自負しています。

終わりに

【郷に入れば郷に従え】という日本文化は、実は時代遅れを助長する言葉(思想)かもしれません。
ただ、そのような考えを当たり前の考えとしてお持ちの方も多くいらっしゃると思います。

ご縁があって日本に来られた外国人の方が、ルールやマナーを知らなかった、教えられてこなかったために地域の住民の方々との関係性が悪化してしまうのは非常に勿体無いと思い、『多言語生活マニュアル』というものを作成し、前回の記事に掲載させていただきました。

https://note.com/twjc2021/n/nf38008a46df6

以前東京の小池都知事は、都民である在留外国人に対して複数の言語で自らがメッセージを発信されていて、私は感銘を受けました。

多様性(ダイバーシティ)を受け入れてマイノリティを尊重する世界的な動きから日本は遅れているように思います。

賛否両論あるかとは思いますが、在留外国人の方々も立派な納税者であり、先行き分からぬ年金制度や健康保険制度など、日本の社会・経済を維持していくためにも、異なる文化の方々と共存し、自治体はもちろん私たち市民が多様性を受け入れていくことが重要だと思います。

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