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《prologue.》 - ツインレイ彼との出逢い -

2020年11月の終わり頃だった。

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一人でお家に居た私はお昼ごはんどうしようと悩んでいた。なんか食べにでも行こうかな。ふと、

前から気になって行ってみたかったお店に行ってみようと決めた。

いざ行ってみようと歩くと思いの外、遠く感じて行くのが面倒になってきて後悔しつつ、でもせっかくここまで来たし行ってみようとお店に入る。

「一人です。」

入るなり接客の男性が脱いだコートを掛けてくれた。

結婚してからましてや子供産まれてからはもう旦那以外の男性と関わる機会なんて一切なく、コートを掛けて貰うだけでも

旦那にはない男性の優しさにザワザワそわそわビクビクして目も合わせられなかった。

私は黙々と食べていた。お店で流れていた曲が何故か懐かしい感じが多くてそれが気になって気になって仕方なかった。

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美空ひばり 『愛燦燦』

が流れていたことが印象的で今でも覚えてる。誰の趣味やねん、古いなぁとその時心の中で思っていた。

お店はお昼のピークを過ぎ閉店近くの時間だったから、お客さんは私と先客のもう一人若い男性だけだった。

その若い男性が去るとお客さんは私一人になってなんだか気まずいやん、もう食べたら早く帰ろう、とスマホいじりながら食べ続けた。

コートを掛けてくれた接客の男性は私と近くのカウンターに座って居て、若い男性が去った後に料理を作る人と話していた。

接客の彼の方をジッと見ることはできなかったけど、なんだか芸能人?普通の人とは少し違う、

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豊かそうなオーラだけは感じた。

どっかの有名な人なんかなぁ?と話を聴きながら全身で感じていた。

そんなことを感じていると、彼が話かけてきた。「お仕事帰りですか?」と。

内心の私は「わ、絡まれてしまった。面倒くさ!適当に話しとくか。」

「いえ、主婦やってて子供も居て、子供は保育園預けてておうちでブログ書いたりしてます。」みたいな感じで話したと思う。

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そこで初めて彼の顔をちゃんと見た。

まぁまぁイケメンじゃないか。←昔モテてた感じ?私のタイプではないが。

でもなんか初対面なのにコロナ禍なのに距離近いし酔っ払いなの?初対面で距離感近い人とにかく苦手な私。

面倒な奴に絡まれたっぽくてもう早くお家に帰りたくなってきた。ましてや、

結婚してから男性に声掛けられるとか初めてでこわいんですけど。。。

そこからどういう流れでそうなったのか、気付いたら私の旦那の愚痴を話して悩み相談みたいな感じになってて。(コロナで旦那が家に居ることが増えて不満が溜まっていた。)

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料理人が「彼、色々経験されてるんで。」と言い、彼が「ちょっとこっちおいで。」と隣に座るように誘いかけてきた。

なんだか面倒な展開になってきたし、新しいお客さんも入ってきてコロナだしもう帰ろうと思い席を立ちコートを取りお金を払い、

「また今度話しましょう。ありがとうございますした。」

と適当に社交辞令を放ち(内心は二度と行くか!)お見送りしてくれたけど目も合わさず去った。

少し歩いてると、なんとその彼が追っかけてきたじゃないか!!!

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「ちょっと散歩しよか。」と言うから「ゲ!」と思ったが「少しなら。。」と面倒な展開をとっとと終わらせたくほぼ無理矢理に散歩することに。

僕ら、島出身でねと、彼はフランクな感じで話す。

「公園行こうか。」と近くの公園に連れて行かれる。その時に猫背やな、シャキッと!と体に触れてきた。

「ひぃ!」(内心)何、この人もしや、体目的?どうしようこのままホテルに連れて行かれたら、ていうか

私が旦那以外の男性と歩いてる姿を誰かに見られてたらどうしよう!!!

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彼よりももう人目が気になり過ぎて恐怖でしかなかった。

コンビニで飲み物買って来てくれるとのことで一人でベンチに座ってた時にしれっと帰って逃げてしまおうかと思った。

彼が戻ってきて蓋を開けて「はい」と飲み物を渡してくれた。悪い人じゃないはず‥と信じるしかなかった。

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飲み物飲んで少し落ち着くなり彼から

「何を隠してるの?」とにかく吐き出そう、思い詰めなくていい、と言われる。

私に「もっと感性で生きよう、軸をしっかり持たないと。」と、どうも私が本来の自分を生きてなくて苦しそうに見えたのだろうか。

私はずっと産後の不調で引きこもり働けず、こわくて人前に出たり人と出逢うこともほとんどなかった。地上どころかずっと冷たい地下に居た。

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人前に出てないと見られてないとこうもなっていくのか。初対面の人から客観的にみた私ってこんなんなの?と思うとショックでグサグサ、もう血まみれ級に痛いのなんの。

会った日にFacebookの投稿でもこう書いていた☟

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鋭い男性だなと思った。

たまーに、鋭い男性に出会うのよね。
女性よりも男性の方が女性の本質をちゃんと
見抜いてるし、眠ってる可能性を引き出して
くれる。

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てか、
女性同士ズバッと本当のことってなかなか
言えないし言ってくれなくない??
なんか遠回しにオブラートに包みがち‥。

彼は私とは正反対の性質を持ってる感覚
だったんだけど。

グイグイ行く積極性、遠慮なく思ったこと
ハッキリ言う、頭より体(感覚)で
考えず生きてる
‥とか、

私が全部ダウンロードする必要があるから
出会ったんじゃないかとか思ったり。。

食べに行っただけなのに、こんな展開になるとは。傷がまだ疼くぞ‥本気で私の限界枠を壊してきそうで展開がこわい。

___

って書いていた。ツインレイという言葉さえ全く知らなかった時期。

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これがすべての始まりだった。

彼は36歳ということが分かった。(もう少し上、40歳くらいに見えた。)ちなみに私は22歳に見られた。(実年齢は33歳。)

こんな時に限って一人で食べに行くだけだからってメイクほぼせずに、髪型も服装も適当でボサボサ気味でトホホ。

彼は公園で話している時、「あなたも見える人なの?コンサルするとかいいんじゃない?」と私の才能を分析していた。

私はベンチの隣に座る彼をまともに見ることすらできなかったのだけど、

なんかこの人、本当の私のこと知ってるって不思議な感覚でね。

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時々話すことが意味不明で理解不能だったけど、なんだか的をついてる気がする。私のこれからの人生で必要なことが全部みえている。

目を真っ直ぐ見つめて真正面から私に向き合って話す彼の瞳が太陽に照らされてキラキラ眩しいくらいに輝いていたの。

その太陽のような瞳に私は恋したんだ。

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でも私は初対面なのに距離近いし触れてくるしヤリ目的としか見えてなくて、私もなんだか急にヤリたくなってきてしまい体の暴走が止まらない。

送って大丈夫なところまで送るよ、と言うので「え!」ってホテルまで行くのを想像していた私。笑

帰り道、交差点で信号待ちしてる時に、

「これも何かのご縁だから。」

とか言ってちゃっかり電話番号教えてと言われて。

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「ゲ!」私はこんな道端で知り合いに見られてたらどうするねん、と恐怖と面倒なことなっても面倒でそれどころじゃなく、気づいたら電話番号を教えてしまっていた。

口が勝手に言ってる感じだった。

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しかも、本当に番号で合ってるか確かめる為かその場で電話掛けてきたし!

名前聞かれたから伝えると「可愛いやん、やるなぁ!」と言ってた。

彼は「旦那息子と上手くいくようにサポートするからね。いつでも相談してね。」と言ってお別れした。

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帰ってから彼と出逢ったことよりも、とにかく人目が怖くてたまらなかった感覚に、

もう隠せない、逃げれない。これから私は嫌でも拡がっていくんだという恐怖に襲われていた。

そして彼とヤリたくてたまらなくなり体の衝動感が止められず、私はおかしくなったのかと不安と魂の喜びだけが止まらず、暫く体調が悪く動けなくなった。

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とにかく最初から

彼に対しての拒絶反応が凄かったのと、それに反して体はヤリたくて止まらなくなったあの感覚は生まれて初めての感覚だった。









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