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すきを仕事にした人は強い

昨日放送されていた「セブンルール」を見た。
いつもわたしは23時には寝てしまう。たまたま次の日有給休暇をもらっていたから起きていたのと、たまたま映っていたチャンネルがセブンルールのチャンネルだった。
見ようと思っていたわけではなかった。けれど、番組が始まるとだんだん目が離せなくなった。あっという間の30分だった。

「テレビに出ることはなかなかないけれど、
様々な分野で、そのキャリアを輝かせている女性が主人公。
“今最も見たい女性”“最も見せたい女性”に密着していきます。」
−−−セブンルール公式HPより

セブンルールという番組は知っていたけれど、そういえばどんな番組か知らなかったな、と思ってHPを見てみた。なるほど。輝く女性が主人公のドキュメンタリー番組みたい。

昨日の主人公は“デザインのひきだし”編集長の津田淳子さんだった。
お恥ずかしいところ、“デザインのひきだし”は名前だけ知っていて、買ったことはなかった。だから、「すきな雑誌の編集長が主人公だから見た」のではない。

番組の中で、津田淳子さんが自室に保管している紙を紹介している場面があった。とても楽しそうに、目を輝かせながら、ひとつひとつの紙を熱く語る。その姿に目が話せなくなった。
「本当に紙がすきなんだ」と伝わったし、何より、「すきなことを仕事にしている人はこんなにも輝いているのか」と驚いた。そして羨ましかった。

すきだから、こだわる。すきだから、のめり込める。
“デザインのひきだし”は津田淳子さんだからこそ作り出せたもの。誰にも同じものは作れないと思った。

「悔しい」と思うのはおこがましいだろうか。でも、悔しい。悔しい悔しい悔しい!
わたしはいま、不安に囚われて、目を輝かせながら生きてはいない。わたしにも、誰にも負けないすきなものがあるだろうか。目を輝かせて語ることができるもの、あるだろうか。
ぱっと思い浮かばないのが悔しい。

わたしも、こんな風に、いくつになっても目を輝かせながら生きていきたい。

お気持ち嬉しいです。のんびり更新します。