「鯉のぼり」で考えるジェンダー
GWも後半です。いかがお過ごしでしょうか。
私は日々、部活動に勤しんでおります。
去る5月5日は「子どもの日」でしたね。
うちにも「子ども」が2人もおりますので、「子どもの日」というワードには敏感になるものです。
ただ、このところ口が達者な長女(3歳半)と散歩をしていた時のこと。
*ちなみに部活動は午前練でした。
ご近所に何軒か「鯉のぼり」を飾っているご家庭があり、その前を通る時に娘が言いました。
娘「ねぇ、どうしてウチは『鯉のぼり』ないの?」
決して「貧乏だから」ではないんですが笑
そんなテンションで聞いてきた娘。
私「うちは、女の子しかいないでしょ。〇〇さんちは、たっくんとか、かずくんとか男の子がいるから『鯉のぼり』飾るんだよ。」
娘「えー、うちも欲しいよ。」
私「うちはその代わり『お雛様』飾ったでしょ。」
ここまで言って悩みました。
うーん。これって『ジェンダー』だな。
私自身、「男」「女」というものにこだわるタイプではありませんが、ふとした時に「性差」を自覚することがあります。
以下、私が疑問を持ってしまった事例です笑
「レディースデイ」
なんで女性だけにあるのでしょうか?
そもそも「子どもの日」ってネーミングも。
「ひな祭り」が女の子のお祭りなら、5月5日は男の子の祭りですよね。だったら「端午の節句」っていう方をもっと押し出して欲しいです。
「子どもの日」だと、女の子だけズルい気がしませんか?
しかも『鯉のぼり』でもう一つ。
童謡『鯉のぼり』
やねより たかい こいのぼり
おおきい まごいは おとうさん
ちいさい ひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる
お母さんは?ここは男尊女卑な感じです。
私の勤める高校も、近年は色々なところでジェンダーレスが図られています。
女子でもスラックスを選べるようになりましたし
体育祭では応援団やチアリーダーも、男女の垣根を超えています。
いまや、「男の子」「女の子」で括るのは古いのかもしれません。
これからの時代を生きていく娘に対しても、気をつけなくてはと思いましたまる
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