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【5日連続FAKE MOTION特集】day2 古川毅インタビュー

放送中のドラマ『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』(日本テレビほか)がついに新章突入! スタートを記念して平日5日間連続で出演者インタビューを大公開します!

2日目に登場するのはSEASON1「FAKE MOTION -卓球の王将-」(日本テレビほか)では恵比寿長門学園のエース・コウ様こと、桂光太郎を演じたSUPER★DRAGONのメンバーでもある古川毅。現在オンエア中のSEASON2「FAKE MOTION  -たったひとつの願い-」で久々に演じた“コウ様”について、また今回もバディを組む盟友・佐野勇斗とのエピソードも教えてもらった。

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ドラマ『FAKE MOTION  -たったひとつの願い-』
(日本テレビほかにて、毎週水曜日深夜24:59〜放送中)

取材&文/吉田可奈 撮影/飯田エリカ

――SEASON2でのコウ様こと、桂光太郎は、困ったときに現れるヒーローのような立ち位置だなと作品を拝見して感じました。1年ぶりに演じてみていかがでしたか?

僕と(佐野)勇斗が演じた光太郎と律は、エビ高とは違う場所で戦いながら、仲間のピンチに助っ人として登場するという、現役なのにまるで伝説のOBのようなポジションだったので、最初は少しだけ戸惑いもありました。僕だってみんなと一緒に戦いたいのにって(笑)。

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――まだかなと待ちわびながら観ていたので、コウ様の姿を観たときには胸が熱くなりました!

実際、SEASON1は約1年前に撮影をしていたので、今回は光太郎を模索しながら取り戻していくような作業の積み重ねだったんです。卓球の練習を撮影前にしたのですが、ラケットを握ったら身体が覚えていて。一度習得したものはなかなか忘れないものなんだなと思いました。

――卓球を習得するまでは、苦労されたほうですか?

はい。僕は結構大変でしたね。光太郎は卓球が上手い役なので、まずは画として成立させなくちゃいけないんです。だからこそ、いかにキレイなフォームが作れるか、カッコいいフォームに見えるための体の動かし方を追求していました。SEASON1はその難しさがかなりあって、自分のものにするまで時間がかかってしまって。ただ、今回は卓球を指導してくだる方に注意を受けたことがなかったので、大丈夫だったのかなと思ってます。

――その成長はうれしいですね。

うれしいですね。体が覚えるまでは大変だったので、あの経験が無駄になっていなくてよかったです。

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――トビー役の吉澤要人さんにお話を聞いた際に、「コウ様のカットマンが本当に美しくて。今回自分がカットマンを担当することになり、いざ実際にやってみたら本当に難しかった」と言っていました。

カットマンの難しさが分かってもらえてうれしいです。

――あはは。間違いないです。

そう簡単には超えられない壁だと思います(笑)。カットマンは本当に大変なので、要人の頑張った姿はオンエアで確認したいと思います。

――SEASON1でコウ様は「スターゲイザー」というギフテッドを終盤に会得しますよね。今回も出てくるのでしょうか…。

そうなんですよ。SEASON1は「スターゲイザー」をやっと使えるようになったくらいのところで終わったのですが、今回はクールに決めたかったので、言い方もかなりこだわりました。前回は「スターゲイザー!」と割と勢いよく叫んでいたのですが、今回はちょっと力が抜けていて、大人のスターゲイザーになっているんですよ。トーンとしては落ち着いているんです。

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――すごくカッコよかったです。

ありがとうございます。ボソッと呟いてからギフテッドを使いたいです、ということを監督に提案したら、「いいね」と言っていただけたので、さりげないスターゲイザーをお届けしました(笑)。

――そんな裏話があったんですね。

SEASON2は土方歳鬼が中心となるストーリーなのですが、視聴者のかたは律と光太郎は、その間に何をしていたのか不思議に思われるじゃないですか。だからこそ、インパクトのあるカッコいい姿をお見せしたいと思っていました。

――佐野さんは、古川さんは戦隊ヒーローでいうところの“ブルー”っぽいと言っていましたよ。

本当ですか⁉ でも、勇斗のグッと締めることも、はっちゃけることもできる対照的なお芝居を自然体で出来るところはすごく羨ましいんです。僕はどうしても作っちゃうんですよね。光太郎が律のようにくだけても違うと思うので、やっぱり律は勇斗にしかできないと思いました。

――佐野さんは、自分にはない陰のある感じが羨ましいとも言っていました。

うれしいですね。実際のところは自分では分かりませんが……。

――クールなイメージがぴったりなので、コウ様と古川さんも重なる部分もあったんじゃないかなと思ってしまいます。

そうですね。実は、光太郎と自分のギャップを、あまり感じていなかったんです。だから、「なんでこんな行動をするんだろう」と疑問に感じることがなかったんですよ。彼の暑苦しい感じも、不器用な感じも理解できるんです。

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――少し意地になるところも?

はい。でも光太郎はエースなので、そこはスタイリッシュに行った方がいいだろうなと思っていたので、調整しつつ自分に落とし込んで行きました。ほぼ一緒にいた勇斗はEBiDANの唯一の同期なので、変な気遣いがないですし、初共演で壁を壊すところから始めるというような作業がなかったのですごくやりやすかったんです。もちろん、M!LKとSUPER★DRAGONというお互い所属するグループの違いはありますが、自分がこうやったら、こう答えてくれるだろうなというのも感覚で分かりますし、そこは一緒の高校の役でよかったなと思いました。

――SEASON2には、SEASON1に引き続き、SUPER★DRAGONのメンバーからたくさんのキャストが出演していますよね。

そうなんです。でも残念ながら、お芝居での絡みが全然なかったんですよ。唯一、ジャン(海渡)とだけは一瞬だけ会うことができたんです。でもSEASON1とヘアスタイルが違い過ぎて思わず「どうした⁉」って言っちゃいました(笑)。

――たしかに、あの髪型がトレードマークのイメージがあったので、画面のなかを探しちゃいますよね。

そうなんですよ。それもCGかと思いました(笑)。

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――あはは。さて、今作では仲間や友情が色濃く描かれていますが、ご自身の所属するSUPER★DRAGONでの活動と重なるところはありましたか?

そうですね。律と光太郎は仲間たちのためにしっかり動いていましたが、SUPER★DRAGONも1人ひとりがグループのためになるように自分の好きなことを仕事に活かしたり、各々の立ち位置を理解しつつお仕事をして、グループに持って帰ろうという気持ちが強いんです。そこを照らし合わせてみると、共通している部分は多いかもしれないですね。

――メンバーみんなで集まってわちゃわちゃしているところもそうですよね。

SUPER★DRAGONも男子校っぽいところがありますし、兄弟のような、同級生のような感じでやっているグループなので、かなりわちゃわちゃしているほうだと思います(笑)。

――佐野さんともプライベートでは仲が良いとお聞きしました。

はい。お互い忙しかったり、今の状況下なのでお仕事の現場以外ではなかなか会えていないのですが、落ち着いたらごはんに行きたいですね。鍋をする約束もずっと前からしているんですよ。なので、それは寒いうちに実現させられたらいいなと思ってます。

――では最後に、古川さんから見た「FAKE MOTION  -たったひとつの願い-」の魅力を教えてください。

SEASON1同様、SEASON2もかなりオリジナリティのある、ストーリー性の強い作品になっています。二次元要素を織り交ぜたような描写もたくさんあるので、そういった部分を楽しんでいただくのもいいですし、リアルな人間関係や、絆、友情のようなメンタル的な部分でも勇気をもらえるんじゃないかなと個人的には思っています。各高校でもテーマソングがあるので、ドラマ以外の部分での楽しみ方もしてもらえるんじゃないかなと思っています。


――今回は舞台で活躍されている俳優さんたちも多く出演されていますよね。

そうなんです。キャラクターも増えて、いろんな戦力が加わっているんですよ。そこでの化学反応だったり、新しい風、新たに生まれる空気感がよりFAKE MOTIONを面白くしてくれているので、ぜひ注目して見ていただけたらうれしいです。

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古川毅●ふるかわつよし
2000年2月27日生まれ。東京都出身。2015年にSUPER★DRAGONのメンバーとしてデビュー。2017年に舞台『義風堂々‼』で俳優としての活動をスタート。ドラマ『兄友』『3年A組―今日から皆さんは、人質です―』や『ねぇ先生、知らないの?』、映画『犬鳴村』などに出演。

「FAKE MOTION -卓球の王将-」全8話はオンライン動画配信サービスHuluとdTVにて配信中! またHuluではオリジナルストーリー「湯けむり温泉卓球事件簿」を独占配信中 https://www.hulu.jp/
ドラマに登場する各高校テーマソングは布袋寅泰、まふまふら超豪華アーティストがプロデュース! その楽曲が収録されたシングル『FAKE MOTION -たったひとつの願い-』は2021年2月24日(水)にリリース。
https://www.universal-music.co.jp/king-of-ping-pong/fake-motion-negai/

FAKE MOTION−たったひとつの願い−メインビジュアル

©汐留ヱビス商店街 © FAKE MOTION製作委員会

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