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地域デザインと関係人口のススメ

ローカル地域の『何もないをなくす』デザイン事務所包むデザインです。

今回は関係人口として地域に関わり、デザインを行うデザイン事務所を目指す上で考えていることをまとめます。


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関係人口とは?「定住人口」でも「観光人口」でもない

まずは、関係人口とは何かをご紹介します。

「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。

引用:関係人口ポータルサイト

つまり、関係人口とは定住はしていないが地域の事をよく知り密に関係を持つ人口のことです。

地域に住んではいないけど、その地域が好きで仕事やプライベートなどで地域の方と密に交流して馴染んでいる…まるでその地域の住人みたいな人。そのようなイメージです。

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始まりは地域を好きになり、関わりを持つ

その地域の事を好きになり、地域のことを知り、関わりを持つ事が大切だと私は考えます。

それは狙って営業をするとか、利益目的で近づくとかそういうことではありません。シンプルにその地域が好き!そこに住む方が好き!ここのお店が好き!などがきっかけで積極的に地域に関わりを持つことです。

包むデザインでもよくメールを頂くのですが、「この地域が好きなので一緒にお仕事したいです!」営業。

絶対とは言いませんが、そういうのが好きじゃない人もいらっしゃいます。
嫌われてしまっては元も子もないので、やらないほうがいいです。

例えお仕事にならなくてもその地域に入れるならいい!と思うというか、お仕事の事を全然考えずに好きという気持ちでいることが大切です。

下心は簡単に見透かされますよ!

好きだからこそ出来る地域デザイン

それは愛かもしれません。
好きだから、一緒にお仕事をしましょうと言われてとても嬉しい気持
ちで好きな仕事(デザイン)が出来ることはとても幸せな事だと思います。

地域の事が好きで、地域を知るデザイナーだからこそ出来る細やかなデザインがあります。例えば、山が有名な地域のロゴの以来をご依頼を受けたとしてただの山ではなくて、その地域の山を深くイメージさせるデザインが上がってくるなどするでしょう。

それはただの資料でつくったデザインではなくて、「日常よく見ている大好きな山」だったからという理由だったりします。

まとめると…

仕事がほしい!!と地域の方に近づくのは失礼な場合があります。
そこには地域へのリスペクトがあり、仕事は二の次で地域が好きだ!ということが大切です。

ただし、無料でデザインをつくるとかではなくてデザインをつくるなど、お仕事になることの相談は無料でやるべきではないと考えます。こちらからの無償でのデザインという提案も極力やめたほうがよいと考えます。

仕事になることは『自分(自社)よし!』『地域よし!』『お客さんよし!』のある種、三方良し!みたいな事が大切です。

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