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トマトとパンだけ🍅トスカーナで食べたブルスケッタの作り方

Best Bruschetta Recipe


ある夏……

イタリア、フィレンツェ郊外の小さな村を訪れたときのことです。

地元の人でにぎわっている食堂で出てきたブルスケッタがあまりにおいしくて忘れられず……家に帰ってからさっそく作ってみたのが、このレシピです。

冷たいトマトがみずみずしくて、火も使わずに簡単に作れるので、夏の軽食にぴったりです。


ブルスケッタというと、「リストランテで前菜としていただくおしゃれなもの」というイメージがあるのではないでしょうか?

小さく刻まれたトマトやバジリコ、チーズなどが小さなパンの上に宝石のようにのっていて、指先でつまんで数口で食べてしまえるような……

でも、その村の食堂で出てきたブルスケッタは全然ちがっていました。

大きなパンをドーン!と厚くスライスして、トマトも大きな輪切りでバーン!と切ってあるだけのシンプルかつ豪快な軽食だったのです。

食べごたえも充分!


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これは今朝、わたしが作ったブルスケッタです。

(写真を撮る習慣がなかったので、その食堂での写真は残念ながらありません ʕ•ᴥ•ʔ💦)


ブルスケッタの歴史をひもとくと、元は、労働者のためのしっかりとした軽食として誕生したそうです。

パン、トマト、にんにく……たしかに栄養たっぷりで力が出そうですよね。トマトで水分もとれます。

今ではおしゃれな前菜になりましたが、小さな村の食堂のブルスケッタは、昔ながらの姿を伝えるレシピだったのでした。

作り方もとっても簡単! 

所要時間、わずか数分です。

にんにくを加えると本格的においしくなりますが、抜いてもさっぱりとしておいしい。

わたしは、トマトがおいしい夏になると、にんにく抜きで作って朝食としていただきます。


日本で普通に売られている食パンでも気軽に作れます。


きょうは、前回、ご紹介したフォカッチャで作ってみますね。


材料


・半分にスライスしたフォカッチャ

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・スライスしたトマト

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・にんにく一片の半分(なくても、さっぱりいただけます)

・お塩

・こしょう

・オリーブオイル(エクストラヴァージンがおすすめです)


作り方


(1)フォカッチャを切って、トーストする

(2)にんにくを半分に切って、断面をトーストにこすりつける

(3)薄く輪切りにしたトマトをフォカッチャにのせる

(4)お塩、こしょう、オリーブオイルの順でかける


完成!


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このブルスケッタは豪快なので、こんなふうにナイフとフォークでいただくのをおすすめします。



ここまで読んでくださって、どうもありがとうございました。

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