見出し画像

予測をたてることの大切さ

いつでも平常心でいられる人間でありたいと望む人は多いと思います。

ですがなかなかうまくいかない。私も結構動揺が激しい。
どうして動揺してしまうかと考えると予測できないことが起き自分にとって理不尽に思えるからなのではないでしょうか。

理に適わないと思っているのはどうしても自分が被害をこうむる方だと思うから。

例え自分の立場からみて

おかしいだろう、相手が同じ状態になって言えるのか?

と思ったとしても理不尽をする相手が自分より強い存在でルールを決める立場であれば結局そうなってしまう

そう思うようになりました。

泣き寝入りなのか?それは嫌だ

と思い訴えることを考えるのも一つの手かもしれない。

だけどそれほど大したことではないことなら言わないな方がいい。

そうして我慢していたらどんどんエスカレートする。

それが予測できそうならエスカレートしない方法を考えるのが大事に至らない一歩です。事前に手を打てる先を見極める力を持ちたいと思います。


会社にいると色々とあり、こんなことがありました。

ひとり暮らし、ストーカーまがいの被害にあった若い女性(既に辞めてますが)。
相手は会社の人ではなかったようですが家を知られて鍵をかけていても怖い。セキュリティのしっかりしたところに引っ越ししたいというのが彼女の望みでした。
そして引っ越しの費用を会社に補助して欲しいと言ってましたが会社はいいとは言いませんでした。
もちろん自分の都合なのだから当然でしょう。
本人は何かあってからでは困るからなんとかして欲しいと言ってました。
男性女性の区別がない採用ですし、ストーカーの話が出ると(その女性が若くても目立つタイプでもなかったので)むしろそんな追ってくれる人いるんじゃ良かったじゃないという始末(影でもこんな言葉はNGなんですけど)。本社中に話は流れ本人にとっていいことはなかったようです。

こんな話もあります。

新入社員の女性を連れまわす上司がいました。
上司はその部署の派遣採用の時は年齢と顔で決めていました。
年を取った女は不採用。かわいい若い女の子なら採用。
当然仕事は続かない。

そんなことばかりだったので新人のスラっとした女子が入って来たので自ら上司が連れて歩いていたのですがある時この新入社員にセクハラで訴えられました。
喫茶店で注文をした時ひとつのケーキを頼んで半分こにしようと言われたそうです。フォークはひとつ。

(これは入社すぐではなく一年近くたってからでた話ですがこの上司の性格上、それより前から女性からみたら程度の差こそあれ気持ちの悪いことをしていたのではないかと推測できます。それをここまで黙っていたとは、新人女子は多少のことで文句を言わない方が自分に有利だと思っていたと考えることができます。これあくまでも想像ですけどね。
例え自分が悪くなくても痛くない腹を探られることがあります。

しかしこういうセクハラまがいなことにしても最初から明らかにヤバいことはしてこないと思うのです。どこまで大丈夫なのか絶対少しずつ大胆になって行くと思います。このくらいは許容範囲と考えるより赦したらその先何があるだろうと想像してみることが大切)

組合に駆け込んで訴えたのでこの上司は地方に飛びましたが、残った男性の先輩社員たちは彼女を連れて営業にいくことを陰でとても嫌がっています。
うっかり何かの時にセクハラだと自分も訴えられたら嫌だから、車で営業に行ったりしたくない、それが営業マンの本音でした。

自分が間違ってなくても理不尽なことはあります。
だからなるべく被害を受けないようにするために先を読んで行動しましょう。

結局女性営業マンは翌年会社を辞めてしまいました。

新人の頃から連れて歩いて貰ったけれど仕事らしい仕事をしていた訳ではなさそうで営業のノウハウも教えて貰ってなかったようです。

気がつけば同期は1年間それぞれ与えられた職務を覚えていました。

自分がこの方が楽だからと考えないで、もっと周囲の状況を客観的に見回してどんなことが今起きているか、どうなっていくだろうと予測して行動する。

すると理不尽だと思う考えも予測出来て実際そうなった時もこころの準備が出来ているので動揺が少なく衝撃も少ないでしょう。

事前に先を読むことでこころの安定を目指しましょう。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

まだまだたくさんの記事を書いていきたいと思っています。私のやる気スイッチを押してくださーい!