灼熱の太陽の下で聴きたいハロプロ楽曲8選
先日の「夏の始まりに聴きたいハロプロ楽曲8選」が好評だった(?)ので、今回は灼熱の太陽の下で聴きたいハロー!プロジェクトの楽曲を8曲ほど紹介したいと思う。
平家みちよ「scene」(1999)
本人作詞による6thシングル。ジャケ写はアイドル風味に仕上がっているが、楽曲はデビュー当時から変わらずロック調で、海面が太陽光で光っている光景を想像できる清涼ソングとなっている。これを聴けば2〜3度くらいは体感的に涼しく過ごせるかと。
ちなみにこの曲を最後にはたけプロデュースが終了し、翌年にリリースされた「ワンルーム夏の恋物語」からはつんくプロデュース体制へと切り替わる。
T&Cボンバー「HEY!真昼の蜃気楼」(2000)
「DON’T STOP 恋愛中」から3ヶ月ぶりにリリースされた8thシングル。今作は大阪府堺市で開催された「西暦2000年世界民族芸能祭 〜ワッショイ!2000〜」のテーマソングに起用された影響もあって(?)、NHKの『ポップジャム』やフジの『HEY!HEY!HEY!』といった主要音楽番組にも出演したが、グループ改名後はセールスに伸び悩み、リリースから1ヶ月後に『ASAYAN』にてつんくの口から解散が発表された。平家みちよの「ワンルーム夏の恋物語」とは一味違った中近東サウンドと間奏の小湊美和のフェイクが神秘的で最高だ。
三人祭「チュッ!夏パ〜ティ」(2001)
ご存知の通り、2001年の“祭”シャッフルユニットで売れた楽曲。とにかく人選がすごい。小・中学生から絶大な人気を誇っていた加護ちゃん(13)、カン娘のレンタル移籍や「ピース」のセンター抜擢で世間に見つかり始めていた石川梨華(16)、当時のレコード会社が大型新人として猛プッシュしていた松浦亜弥(15)という構成には頭が下がる。海に行ったら必ず抑えておきたい夏の最強ナンバー。
ハッピー♡7「幸せビーム!好き好きビーム!」(2002)
加護ちゃんを中心に集められた若手の中にメロン記念日の斉藤瞳(20)が混ざるという異色のシャッフルユニット。『うたばん』では加護ちゃん主導の元「ビーーーム!」「マジで出島マジ出島!?」などとわちゃわちゃ楽しんでいたのが印象的だった。楽曲は昨年の三人祭と同様のド王道アイドル路線に仕上がっている。
W「恋のバカンス」(2004)
デビューアルバム「デュオU&U」からの先行シングル。今作は1960年代に人気を博していたザ・ピーナッツのカバー曲で、初期のモーニング娘。を彷彿とさせるハモリにも挑戦。原曲を再現しつつ夏らしくロックンロール調に仕上がった。当時はモーニング娘。「浪漫 〜MY DEAR BOY〜」やミニモニ。「ラッキーチャチャチャ!」のリリースが重なったため『ミュージックステーション』には2ヶ月間で4回も出演するという異常事態が発生した。
℃-ute「暑中お見舞い申し上げます」(2009)
「Bye Bye Bye!」から3ヶ月ぶりにリリースされた9thシングル。今作はキャンディーズの大ヒット曲をカバーしたもので、日本郵便「暑中見舞い2009」のイメージソングに起用されたが、リリース当時は真野恵里菜をプッシュしていたため音楽番組に出演することがほとんどなかった。ド王道のサマーチューンで文句なしの選曲だと思います🌊🏖🦀
HI-FUN「海岸清掃男子」(2013)
懐かしのSATOUMI movementから一曲。3曲の音源が解禁された時に“あの頃の夏のシャッフルユニットが帰ってきた──。”とテンション爆上がりしたのをよく覚えている。デート中なのに空き缶のゴミばかりを集める彼の姿にキュンキュンするという斬新な歌詞も面白く、他の2曲ともに2013年の夏を盛り上げてくれた。ゴミはしっかり持ち帰りましょう🚯
つばきファクトリー「ナインティーンの蜃気楼」(2019)
2019年の夏に配信限定でリリースされたシングル。腰椎椎間板ヘルニアで活動を休止していた浅倉樹々を除く8人でリリースされ、翌年に全員バージョンが6thシングル「意識高い乙女のジレンマ / 抱きしめられてみたい」の通常A盤に収録された。
“もっと恋しなきゃ もっと勉強しなきゃ 何がしたいのかわからない”という10代の心情と、“そこそこの内定 そこそこの人生 うまい具合ゆくと思ってた”という20代の心情を描いたメッセージ性が強い楽曲に仕上がっている。
以上、公式MVを中心に8曲ほど紹介した。まだまだ暑い夏が続くと思われますが、この8曲とともに夏を満喫してください🌻🍉☀️
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