![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144671915/rectangle_large_type_2_988d755d040cd61f4a6d6a9d0ed86347.png?width=800)
七月宣言
2024年も下半期に突入──。先日の『テレ東ミュージックフェス』を皮切りに民放各局の音楽特番も始まってくる。今年は関東地区の梅雨入りが例年より遅かったため雨の日が続いているが、今後の音楽特番のことを考えていれば、憂鬱な気分も吹き飛ぶ。そして何より雨の日に聴くミディアムテンポ調の楽曲は風情があって味わい深く、晴れの日に聴くのとはまた違う感覚に包まれる。
さて、今回は10代の頃の夏の思い出を振り返っていきたいと思う。筆者が学生の頃は今ほど暑くなかった。教室は常に窓が開けられており、天井には扇風機が一台しか備え付けられてなかった。多くのクラスメイトが下敷きで扇いでいた光景は今でも忘れられない。
終業式が近づくと、丁寧に書かれた夏休みの宿題の一覧表や長期休暇の過ごし方について書かれたプリントが配布され、「夏が来る──」と実感したものだった。
当時の夏休みのルーティーンは以下の通り。
起床後は近所の公園でラジオ体操に行く
午前中は学校のプール開き or 近所の図書館に行く
昼食後は昼ドラ(『大好き!五つ子』『キッズ・ウォー』など)を見る
昼ドラ終了後は再放送ドラマを見る
夜はテレビを見る
スキマ時間で夏休みの課題を進める
週末は家族で出かけることが多く、そのほとんどが湘南だった。お出かけの記録は夏休みの一言日記にも書いていたが、毎日出かけていたわけではなかったため日常ネタには本当に困っていた。どこか夏休みは日常的な日々を過ごさなければならないと勝手に思い込んでいたのかもしれない。そのため行ってもいないのに「ディズニーシーに行った」「カラオケに行った」「横浜に行った」などと嘘を書いていたものだ。
日記以外にも4〜5教科のドリル、読書感想文、自由研究など数え切れないほどの課題が出された。自由工作と自由研究の2つがあった年はさすがに頭を悩ませた。修学旅行の行き先について下調べをする課題もあったかもしれない。
もし今、当時と同じような課題が出されたら、きちんとした内容で仕上げることができるのだろうか。先生からAの評価はもらえるのだろうか。いや、もしかしたら全てチャットGPTに頼ってしまうかもしれない。筆者からしたらネットで検索をすれば情報が無限に溢れていて羨ましい気持ちがあるが、今の学生もそれなりに苦労しているのだろう。
いつの時代も夏休みの課題に取り組むのは大変だ──。
最後まで読んでいただきありがとうございます。スキとフォローをしていただけると励みになるのでよろしくお願いします。