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セクシー路線に大胆チェンジした元ティーンアイドル

 洋楽との出会いはNHKの『天才てれびくん』で放送されていたミュージックてれびくん(通称:MTK)という音楽コーナーだった。当時は天てれのオリジナル楽曲とばかり思っていたが、実は洋楽のカバーも含まれていたと知った時は驚いた。その後はDestiny’s Childデスティニーズ・チャイルドSweetboxスウィートボックスなど2000年代のヒット曲がテレビで流れていたりと日常生活で洋楽に触れる場面がたまにあった。

 Miley Cyrusマイリー・サイラスと出会ったのは2007年のこと。彼女を知ったのはモーニング娘。の久住小春が声優を務めていたアニメ『きらりん☆レボリューション』の前に放送されていたコメディードラマ『シークレット・アイドル・ハンナ・モンタナ(原題:Hannah Montana)』だった。ごく普通の中学生であるマイリー・スチュワートが実は全米で大人気のアイドルのハンナ・モンタナとして活躍しているというストーリー性や番組テーマソング「The Best of Both World」のキャッチーな曲調に興味を持ち、その後はiTunes Storeでサウンドトラックを購入し、夢中になって聴くようになった。

 マイリーは同ドラマに出演しながら本人名義でも歌手デビューを果たし、立て続けにヒットを連発。日本でもデビューアルバムがトップ10にランクインしたが、同時期に活躍していたAvril Lavigneアヴリル・ラヴィーンに比べると認知度が低く、筆者の周りでも彼女を知っている人が少なかった。

 2011年にドラマが終了してからはティーンアイドル路線を脱皮するかのように大胆チェンジを図った。

 “And we can't stop……And we can't stop……”

 結果的に「We can't stop」が彼女の代表曲の一つとして挙げられるようになり、これまでのアイドル路線が好きだった筆者はひっそりと離れていった。かつてはCDを購入するほど夢中になっていたが、今は一切情報を追っていない。ただ、洋楽を聴くきっかけとなったアーティストであることは間違いなく、新たな音楽の視野を広げてくれたことに感謝している。ありがとうマイリー。


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