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『寝ながら学べる構造主義』

こんにちは!最近は寒くて全然釣りに行けてませんが、その分読書量が格段に増えているはまちゃんです!


今回は、前回の記事に続き読書感想文!
と行きたかったのですが、まとめることが難しすぎたので、めっちゃ簡単に感想書きます!

ぜひぜひ読んでみてほしいです。

取り上げる本は、
内田樹さんの『寝ながら学べる構造主義』です!
構造主義というと、哲学における考え方の一つです。哲学というと、授業として近いものに倫理があります。僕は、高校のときに倫理を学んだのですが、どれも形骸的な内容ばかりでした。カントが書いた有名な本は~です。とか、サルトルが考えた言葉にアンガージュマンがあります。とか。
アンガージュマンってなんやねん!って思いましたね笑

そのため、構造主義と言われても全く想像がつきませんでした。しかし、本書を読み進める中で、構造主義がいかなるものなのか、構造主義を支えた人たちは、どのような人物だったのかが次第にわかるようになりました。


書いた量が半端ない

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僕の感想や本のまとめをワードで簡単に書いているのですが、まさかの4000字に迫る勢いでびっくりしました笑
本の内容を覚える必要はあまりないと思いますが、理解を助けるためにも一度自分の言葉で書くようにしています。
これだけ感想書いたのに、うまく文章にすることができません… まだ、頭の中で整理できていないんだと思います。 


個人的に思ったこと

感想があれほど長くなってしまったのは、構造主義で扱われる考え方が僕の考え方に馴染みが無かったからだと思います。
どの考えも、こんな視点があるのか…と驚くことばかりでした。それと同時に、1つもしくは少ない視点でしか物事を捉えられていない自分がいたことに気づきました。

多面的な視点で物事を捉えられないことを、視野が狭いと思いますが、視野が狭いことが悪いことではないと思います。善悪や良し悪しという2分法で物事を捉えることも視野が狭いと考えられますし。

いや、もう何が言いたいのかわからなくなってきた笑 新しく学んだことが多かったということだけは事実です。


1つだけ

歴史観についてご紹介できればいいかなと思います。ただの経済学部の大学生ができるのは本当に簡単な説明だけですがご容赦ください…

本書に紹介されているフーコーの歴史観をご紹介する前に、僕の考えていた歴史をご紹介すると、過去より未来のほうが良い、技術・文化は発展を続けているという考えでした。一直線的に流れている歴史観です。
そもそも、歴史の教科書がそういう考え方に寄ってしまう書き方をされているかと思います。

例えば、農耕。
鎌倉時代の畿内では、2毛作であるのに対し
室町時代の畿内では、3毛作であると書かれています。

そのような一直線的な歴史観をフーコーは人間主義としました。しかし、一方で歴史は変化を続けているけれども良くなり続けているわけではないと考えたのです。それはそうですよね。もし良くなり続けているとしたら、なぜ現在も戦争が起こっているのでしょうか。説明は難しいです。


とにかくおもしろい

実は…僕は、この本をベッドの下に半年くらい放置していました…(作者の内田樹さんを侮辱するような行為で申し訳ないです)
冒頭から僕にはちょっと難しい本だなと割り切ってしまったおかげで、ほんの面白さを見誤ってしまったんです。
しかし、ふと読み始めてみるとめちゃめちゃおもしろい!何ヶ月も読まずに放置していたことを後悔するほどでした。

僕のとても簡単な感想だけでは何もわからないと思いますので、ぜひとも読んでみてください!



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