異星人生活日記⑦ 〔お久しぶりです・何してた?・おすすめ映画と本①〕
●お久しぶりです
最後の投稿から、いつの間にか電気代をひたすら気にする猛暑の夏が過ぎ、過ごしやすさと夜の肌寒さが売りの初秋へとなってしまいました。こんな雑多な記録を見ている人はいないと思うので特に謝罪はしません。ただ、反省はしています。久しぶりすぎて言語化する脳のスペックがひどく落ちたように思います。(ですます調であるのが書き方を忘れているいい例といえるでしょう。)雲隠れするときもまぁ多々あるでしょうが、これからも雑記は続けていきたい所存。
●何してた?
簡単に言えば、向き合わなければならない将来と小さな戦争をしていました。抽象的すぎる?まぁ、そうですよね。俗にいう就活を行っていました。そう、この異星人にとっては戦争です。将来という果てしなく漠然としたものに、形を帯びさせるという戦いです。なんということ。この戦争の中では、安地はほとんどないことを知りました。人にもよるとは思いますが、この異星人にとっては血の繋がりがある人間がいる場所ですら安地とはなりませんでした。期待、重圧、外面。異星人にとっての安地は、何もかもと遮断できる1人の部屋と大切な人と一緒に過ごす時間しかないようで。どんなときにも就活のことがチラつき、精神を蝕んでいきます。辛みです。天才でも、秀才でもなく、誇れることが何もないくせにプライドだけは高い。こんな異星人が就活を行うとどうなるか。世の皆さまにはわかりきったことでしょうし、何を弱音を、愚痴を、言ってるのだと一蹴する人もいるでしょう。もっと辛いこともあるという人もいるでしょう。そうですね、そうでしょうよ。でも、異星人はもう行方不明です。
●おすすめの映画と本①
上記のようなバイタルの異星人を支えてくれたのは、もはやアイデンティティの1つだと思っている本を読むという行為と映画を観るという行為でした。せっかくなので最近読んだ本と映画の紹介でもしたいと思います。
【本】 「氷」 アンナ・カヴァン著
あらすじは書きません。ただ言えるのは、今まで読んだ本のどの本とも違うものであったということ。気楽に読んでみて、とはあまり言えない類のものであるということ。でも、読んでよかったなと思いました。また、翻訳している方の情景描写に対する訳が素晴らしいと感じました。原文はわかりませんが、著者の感性を的確にそして豊かに日本語に直しているように思いました。読んでいる最中、また読後に本の装丁を見返すといいかもしれません。
【映画】 ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD
映画好きの方はお知りでしょう、こちらはクエンティン・タランティーノ監督作品です。近年ではある漫画に少し登場したことでも有名でしょうか。主演にレオナルドディカプリオ、ブラットピットという名俳優を起用し、とにもかくにも「あー、映画」と思ってしまう作品です。内容についてはあまり多くはふれません。ただシャロンテート事件については知っておくといいと思います。異星人的には、ブラピ様の渋さとレオ様の絶妙なうだつが上がらなさがとても好きでした。
以上、本と映画の話でした。色々話したいこともありますが、異星人はネタバレがこの世で11番目に嫌いなので曖昧な紹介になってしまい、申し訳ないです。
●終わりに
久しぶりの投稿で何を書こうかなと思って、うんうんと悩み、最近の活動を書き、ダークさに笑って、急いで中和するという適当感。雑記なのであしからず。これからは、週1、もしくは隔週で投稿できたらと思います。小説も書かなきゃな。今日はこの辺で。お付きあいいただき、ありがとうございました。
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