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四季巡麗5日目 ギャラリー訪問

寒空の下、曳舟のgallery hydrangeaへ行ってきました。
車窓よりスカイツリーと富士山が見えて得した気分ですが、やはり都心は酔いますね。
曳舟は落ち着いた街でホッとします。

雲に隠れた太陽 結構寒いですね

長い期間を共にした作品が実際にギャラリーで飾られているのを見ると、毎回感動します。今回の3作品はイメージから形になるまで苦労したり、思いのたけをそのまま描いたりしました。
制作は毎回苦労しますが、今回の作品は特別ですね。

「カンパネルラ」卯月螢 作

ここまで正面を向いて表情を描いたのは久しぶりな気がします。
しかし「意思をはっきり持った視線」を描きたかったのでこの構図にしました。昨年は制作するためのイメージが綺麗に頭から居なくなってしまい、
「絵が描けなくなるのでは・・?」と思いましたが、こうやって形のなってくれて感無量です。
価値観の変化=季節の変化
抗えない変化に向かうイメージなのか、瞳の印象を強くしたかったのを覚えています。

サイズはF3ほど。金縁なので深緑のマットを選びました。

オーナさんに気になった方の作風など聞いて勉強になりました。

招待作家の麻生志保さんの作品。濃い紅の色を大胆に使われていて、妖艶さが滲んでいます。猫の表情が愛らしく幽玄的ですね。
桃源郷のような一角でした。
ひっそりと看板が立っていますが、扉を開けると別世界です。

本日5日目、会期は残すところ3日となりました。
〈季節の変化に戸惑いながら見据える「カンパネルラ」〉
〈後悔を胸に過去に思いをはせる「冬に思う」〉
〈逝ってしまった人々を季節ごとに偲び、存在してくれた事に感謝する
「季節を偲ぶ」〉
3点で参加しています。
お近くの際は是非、ご覧ください。


「四季巡麗」開催に合わせて詩画集を制作しました。
3作品と詩とその作品が生まれた背景を描きました。
noteに未登録の方でもご購入は可能ですし、登録されている方でX(旧Twitter)でリポストいただくと割引になるサービスもございます。
原画ともどもよろしくお願いいたします。
詩画集 カンパネルラ~鐘~「四季巡麗」によせて

「四季巡麗」
2024年1月5日(金)~1月14日(日)
休廊:火・水
13:00~18:30(最終日17:00)
東京都墨田区東向島1-3-5
(最寄り駅:東部スカイツリーライン曳舟駅)
gallery hydrangea


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