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映画「罪の声」

観てきた。

いやーこれ、予告編が出始めたときから気になっていた。

昭和の未解決事件「グリコ・森永事件」を題材にしているそうで。

感想を一言で言うと、

面白かった

です。

(本当に一言、しかも何の捻りもなくて恥ずかしすぎる)

各レビューサイトでの評価も高いですね。

映画化された小説、つまり原作は、映画を先に観た後にはもう読まないことが多いんだけど、これはもう、映画館から即書店。で、買った。

映画では描かれていなかった細かい部分があるはずだし、それがどういう風に物語に絡んでいるのか、そんなことを知りたくなった。
さらにあの話を、“文字”で読みたくなったんです。文字から想像して考えてみたくなったんですね。

(ネタバレするような内容は書きませんので、ご安心を。)

グリコ・森永事件は1984年〜1985年、昭和59年〜60年に起きた事件。

私の場合、まさに生まれた年とその前年なので、全く記憶はない。でもその事件の名前と未解決で時効を迎えた、ということだけを知っている程度だった。

映画(と小説)がどこまで実話なのかは定かではないけど、あぁいった大きい事件をこの映画の感想と共に語るには知識が足りなすぎるな、と。

個人的にキーワードだと思ったのは、
学生運動、全共闘
でしょうか。

これについてもっと理解をしていれば、さらに面白く観られたに違いない。そうなのだ、その辺弱すぎて早いうちに勉強したい...
(これから観に行く方であまりよく分かっていない方は、少しでも調べていくとより楽しめるはず。)

正義って何ぞや。
家族を守る正義。
社会を変えようとする市民の正義。
報道する正義。

考えさせられました。

ちなみに、
平日の昼間ということもあると思うけど、こんなにも年配の方でシートを埋める映画も、個人的には今まであまりなかったかも。きっと、グリコ・森永事件をド真ん中で見てた世代の方々です。

昼間の映画館って最高だよね★

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