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#14 / 2月の学びまとめ

京都芸術大学通信学部でグラフィックデザインを学ぶ、とある社会人学生の記録。

今月とり組んだ授業や課題について

冬期の最後の山場、2月が過ぎました。今年度分のスクーリングがこれで終了、諸々のレポートの〆切も終わりです。後は成績確定を待つだけとなります。
ということで、振り返りです。

  • Webスクーリング「芸術史講義(日本)2」レポート提出

  • Webスクーリング「芸術史講義(近現代)4」レポート提出

  • (遠隔)  オンラインスクーリング「 観察発想トレーニング」参加       

  • (遠隔)  オンラインスクーリング「 映像メディア」参加       

スクーリングの感想1(オンライン参加)

まずは、「 観察発想トレーニング」。
この科目は一体どういう授業なのだろう?と受ける前は思っていました。私のクラスの担当は、以前受けた「ウェブデザイン」の先生方。なぜ? 特に説明がなかったのでスクーリング時は気づかなかったのですが、今思うと、UI / UXの観点を学ぶ事に通じるからなのか!と合点がいきました(遅い)

授業の詳細は割愛しますが、これまでの授業の中では数少ないグループワークが盛り込まれた科目でした。なかなか学生同士の接点が持ちづらい通信の学びではありますが、ここはお互い協力してやらねばという場面がやってきます。私はオンラインでしたが、対面受講だったらそれもまた雰囲気が違って面白かったろうなと思いました。当日の課題でテーマを伏せ、それに関した写真を集めて写真集を作る、というのがありました。そしてこのテーマは何か?と最後にみんなで順に当てていくのですが、これが難しい!(面白かったけど)本人が見てる世界と、他人から見えてる世界はこうも違うのだなと思いました。何かを伝えることの難しさを実感し、捉え直した授業でした。

スクーリングの感想2(オンライン参加)

次に「 映像メディア」。正直、最後の最後に大変なヤツ来ましたっ!て感じです。
映像編集ソフトPremiere Proは、私は初めて使うソフトだったため、書籍で一通り予習して触ってみたり、Youtubeの参考動画を見たりしてました。以前モーショングラフィックスの授業で、After Effectsを触ったので操作性は共通してるため、基本的な編集ならそんなに難しくはないなと思いました。(細かい機能やエフェクトなどを突き詰めればキリがないけど)

大変だったのは、スクーリング当日の課題です。テーマは “倒錯” で2分の映像作品を作る、です。シラバスを読んだ時は、倒錯ってなんですのん?て感じでした。言葉の解釈を広げ、“反転” する(要は、視点を変えるという事)というテーマで、言葉の意味にとらわれ過ぎずに自由に作って良いという事でした。と言われても、テーマ難しい・・(笑) それは学生皆さん共通認識だったよう。

当日課題だからといって、まに受けてスクーリング時に制作をスタートするのでは絶対間に合わないと思ったので、私は受講前にテーマ決めや撮影を終わらせるなど7-8割ほど課題を進めていました。結果的にこれで正解でした。編集や調整など、スクーリング当日は余裕をもってのぞめたからです。そもそも、映像作品を作ったことがないので、構成の立て方やら、撮影の仕方やら、編集の仕方やら、よく分からず手探り状態・・苦笑。なんとか、形にしました。大変でした。。
一方で、映像はグラフィックデザインとは違い、時間軸や立体感のある表現世界のため、違う特性を持つメディアの一端を経験できたのは楽しかったです。Vlogでも始めようかな。また、皆さんの多様な作品を見るのも、違う視点を得られて面白かったです。

今回のオンライン授業は過去一番の参加人数だったようで、当然、先生方が一人一人の作品へのコメントに時間を割くという余裕はなく、制作時間と作品上映で時間があっという間に過ぎ去ってしまったのは少し残念でした。(他の科目でもそうですが、昔はスクーリングは3日間だったらしい・・現在は土日の2日間です)
最後の全体合評で、先生がこのスクーリングで、皆さんが映像作品を2つ作ったのはすごいこと(事前課題と当日課題)誇っていい事ですよ、とおっしゃっていたのが印象的でした。映像を専門に学ぶクラスではない私たちに向けての、やさしいお言葉が響きました〜
クオリティーはさておき(誰でも最初は初心者)、何事もまずは一歩やってみることが大事ですね。

ここまでお読み頂きありがとうございました

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