人のつながりで鹿角市を元気に。NPO法人かづのclassy
今回は秋田県の鹿角(かづの)市で移住者のサポートを軸に、人のつながりで地域活性化に向けて活動されている、NPO法人かづのclassyを紹介します。
鹿角市は秋田県の北東部・東北東の中心に位置し、青森県・岩手県の境目近辺にあります。
人口減少と地方の過疎化が進んでいる昨今、鹿角市も例外ではありません。昭和30年の約6万人をピークに、2020年3月現在は約半分の30,700人となっています。
そんな鹿角市が抱える地域課題の解決に向けて移住促進・移住後のサポート・人材育成・外部人材と相互の情報交換などを行い、まちづくりを目的にかづのclassyさんは活動されています。
地域おこし協力隊での任期終了後にかづのclassy発足
総務省が主体で、都市地域から地方へ移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組として地域おこし協力隊というものがあります。
(引用:総務省ホームページ)
鹿角市の地域おこし協力隊で活動されていた方々が任期の3年間を終了した後、移住をベースとした地域おこしに引き続き関わろうと思い立ち、NPO法人としてかづのclassyさんが立ち上がりました。
筆者がオンライン取材させていただいた、かづのclassyさんの事務局長である松村託磨さんが、Youtube「鹿角市移住コンシェルジュ 眞鍋雄次の部屋」のチャンネルにて、かづのclassyさんの概要・立ち上がりのきっかけ・活動内容の詳細をお話いただいてます。
かづのclassyさんが現在行っているメインの活動は、移住促進・鹿角市からの業務引受け・移住後のサポート・kemakemaでのイベント開催です。
移住相談や憩いの場『kemakema』
かづのclassyさんが活動の拠点としている施設が『kemakema』で、古民家を再生させた家になります。
移住後の相談に限らず、友人が増えるきっかけ、鹿角市のコミュニティが増える場としても構えており憩いの場となっています。広々として開放感もあって、ずっと居たくなる空間ですね♪
kemakemaではイベントも開催されたり、子ども服を中心に不要になったものを引き取り、数百円単位で必要な方へ譲っていただける「icott」もやられています。
開催日は不定期なので、詳細はFacebookのページで紹介されているので、随時チェックしてみてください。
小学校をはじめ地域団体との交流・イベント
かづのclassyさんが様々な団体と交流を通してイベントを行われているので、紹介します。
◎十和田小学校の児童が育てたお米とりんごの販売会
おらほの市場で販売を行われました。用意したりんご200個とお米は20分で完売です!
◎オンライン家族会議
参加者へ鹿角市の特産品やギフトを送り、”作って・味わって・語らおう”をオンラインを通じて行うというものです。
オンラインを通じて鹿角市の方と交流もできて、特産品も知れるなんて楽しそうです。
◎実家暮らし×関わりしろ体験ツアー
鹿角市が関係人口づくりをテーマに発足している「鹿角家」とのコラボで、かづのclassyさんが企画した「実家暮らし×関わりしろ体験ツアー」です。
ツアーを通して地域と深く関わり、関係人口を増やす目的としても企画されています。関係人口の意味も、下記Youtubeからご覧いただけます。
鹿角市の移住相談・地域おこしの相談をかづのclassyへ
かづのclassyさんのご活動にもあるように、地域の様々なコミュニティと結集することで、地域再生や住民の増加は十分可能だと思っています。
鹿角市にお住まいの方が地域を良くしたい、もっとを人を増やしたいと思っていたらかづのclassyさんの活動に触れてみたり、拠点のKemakemaへ立ち寄って、まず情報交換から始めると良いかもしれません。
移住を考えている方で、自然に囲まれて暖かい方々に囲まれて生活をしたいと希望していたら鹿角市を候補の一つとして入れてみてはどうでしょうか。
人とのつながりを大事にするかづのclassyさんが暖かく迎え入れ、より良い鹿角市ライフができるためのサポートをしていただけます。
リンク
住所:秋田県鹿角市十和田毛馬内字下小路51-8
メールアドレス:kaduno.classy@gmail.com
連絡先:090-7327-5013
Facebookページ
関連リンク
◆参照元:内閣府、総務省、かづの元気、ニッポン手仕事図鑑、鹿角市、鹿角家、NPO法人かづのClassy
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TUproject0314@gmail.com
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