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意図的なセレンディピティをドキュメンタリー映画から

イノベーションのためには意図的に行動して偶然の確率を上げる
これを色々な場所で色々な方から聞いています。
今回はそれを実行した話です。


セレンディピティとは

ウィキを引用すると
”セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。”

だそうです。
個人的な感覚としては、なんかいいなという言葉がしっくりきます。

時系列で整理しよう①

本編に入る前にどのような経緯だったのか説明です。

ことの始まりはメッセンジャーから
ある経営コンサルタントの方から、ビジネスプレゼン大会の招待チケットを送るから良かったら参加してね、と連絡をもらいました。
コロナ禍はなかったようですが、基本的に毎年行われている、志を元にして自分のビジネスを語るプレゼン大会です。

去年誘われて現地で一般として参加をして、今年もあるよとチケットを招待でもらいました。
起業するからプレゼンの勉強をしていますとその人に話していて、去年は参加後にどのように勉強になったのか、どの部分を活かそうと思ってどの部分が疑問だったのかお話しさせてもらっていました。
特別熱心なつもりはありませんでしたが、せっかくの機会はきっちり使わせてもらうし、相手に対しての態度も大事だと思っているのでいつも真剣に学ばせてもらっています。

有名な方なのでここのnoteも紹介してもらえれば伸びるのかもしれませんが
それはまだ頼みません。

まず意図的なのがここです。
名古屋住みで東京の会場でしたが去年は在職中に休みの日を利用して参加をした点
その後参加してどのように思ったのかの意見交換の場をあえて設けてもらった点

参考リンク そのビジネスプレゼン大会のサイト↓


時系列で整理しよう②

そして、そのプレゼン大会で優勝されたのが、ドキュメンタリー映画を撮影されていた荻久保監督でした。

その時あなたは誰に投票したの?って思われるかもですが・・・ネットワークの関係でエラーが連発されたため投票をしませんでした。
気球の話をしてくれていた発明家さんの話が面白かったのでほとんどの記憶がそちらに引っ張られてます。
株式公開するのであればあの方会社は購入したいレベルでした。

荻久保監督のプレゼンは世の中の育児を変えていきたいという内容で、育児に関係するドキュメンタリー映画を作成したところ自身の予想よりも反響が多く、より多くの人に知ってもらいそこから大事なことを考えてほしい。
というスピーチをされていました。特に男性の方に見てほしいよと。

その映画の上映会は映画館ではなく公民館や民間の施設で開催されているらしく
QRで一覧のページを表示してくれていたのでその場で検索をしました。
その中で名古屋市でのものがあったので、その場で申し込みをしたわけです。

意図的なポイントはその場で申し込みですね。
意味があって行動を選択することに意味があると思っています。

今回は映画の内容が子育てで、筆者は年齢からすると子供がいてもおかしくないし同級生も結婚もしている人が多いです。
・その勉強になるのかなという点。
子育てをされている人との共感や理解につながるためにドキュメンタリーは適していていいなと思いました。
・映画の副題にパパも育児上手になる魔法とあった点。
知らないより知っていた方が良い情報だと判断しました。
・周りの支援者の熱量が多かった点
これは去年も感じましたが、プレゼンの大会に出てくるような方には一定数の熱狂的とも言えるファンがついています。その理由を知りたかったです。

参考リンク
映画の告知サイト 題名は
「ママのおなかで笑っていたよ ~パパも育児上手になる魔法~」
です


そして上映会の会場へ

やっと映画の話になりました。
参加した会場は名古屋です。マンションの一室で行われていて普段は色々なイベントを行なっているスペースなのかな?という印象でした。

ドキュメンタリー調の子育ての内容なのだろう
という印象しかない状態で会場について上映会が始まりました。

始まる前に主催の方の短めの紹介がありました。
どうやら映画の内容も胎内記憶の話が関係してくるらしい。
上映時間は1時間の映画でした。

構成としては普通の映画と異なっていて、起承転結というか全体の構成はありながら、テンションというか盛り上がりの起伏のバランスはなかったと感じました。
ここ盛り上がりますよ、小休止ですよ、って普通の映像作品にはあると思うのですがそれがなかった印象でした。
ほぼ上限というか、ドキュメンタリーで長い時間の量のものをこの時間に収めたのでそのような構成になっているのかなと思いました。
上映時間が短ければあえてその構成もありだなと思いました。


そういえば

短い上映時間といえばアンパンマンを思い出します。
大学生の頃、映画館でバイトしていたのでその間の映画の上映時間はほとんど覚えているのですがアンパンマンはダントツで短いです。
理由は対象年齢の子供が耐えられないからです。
現に、上映時間はとても短いのに飽きてしまったり、泣いてしまって外の通路に出て休憩されている親子を当時見かけていました。

映画館としては
上映時間の割に人がたくさん入ってくれるし、見たい当人だけではなく親がほぼセットになってくる作品は稼ぎ頭です。ドラえもんもその点でめちゃつよ作品なのですが対象年齢が違います。

その代わり、アンパンマンは朝イチしかお客さんが入ってくれなくて、結局上映期間でのトータルの回数が稼げないので、収益的な目線では成績良いけどエースではないという感じでしょうか。

なんで覚えてるのって裏話をすると
バイト時代はギリギリ映画がフィルムだった時代で(この後アバターという作品の登場によって世界が変わります)複数のリールを繋げています。
1巻10〜15分で基本6巻くらいです。
確かアンパンマンは4巻なんですよ。この時点でかなり短くて、しかもリール自体も短かった記憶です。
逆に長いの何?って聞かれると当時の有名どころはトランスフォーマー、もしくは沈まぬ太陽(途中で休憩の入る映画)ですね。

アベンジャーズじゃないの?って思われたあなた、映画詳しいかも。その当時は筆者は社会人で働いていない時期です。その時代はフィルムでなくなったので上映時間伸びた説もありますね。

逸れたので戻ります。


感想と記憶と繋がった点

箇条書きにしてその点を解説する形式にします。
・胎内記憶
どうやら生まれてくる前のお腹の中での記憶を持っている子が世界中にいるらしい。
脳の発達段階で考えると、体外に生まれてくる前に生命活動はしているし、脳は動いていて
意味がとれるかはさておき、認知は間違いなくしている。
後からそれを記憶というか言語化できるようになっているのは興味深い。
そもそも体外に出るというタイミングでもって誕生とした文化は、キリスト教からだよなと思いつつ。
お腹の中の子にクラシックを効かせるといいよ、話しかけるといいよ、とは前から聞いていたけど、それを覚えていてくれてる子がいるのが親にとっても良い話だなと感じる。

・映画が海外で評価された
日本より先に海外で評価されていてその後に日本での上映会につながったようです。
ここの構造がなぜだろうと思いました。
仮説しか立てれませんが起業家は仮説してナンボですので
→日本で触れるべきでない、話せない内容だった?
これは逆輸入的に行なっているので違う。
→関わっている権威の方のバランスで海外の方が知名度の強い方だったので上映の機会に恵まれた?
これはあるかもしれない。胎内記憶の提起について有名な書籍を出されていた方だそう。
→エビデンスのある内容だけに絞った構成にしたから
これは上映前後の説明で話されていました。海外での評価はここが原因だったと。
学会やアカデミックな場での話となると、海外の方がシビアだと思います。日本の場合論文という質がおかしくなっていて
この問題に関しては、大学などの研究期間の予算や修士博士の評価や卒業までに必要な要素だったりして今は触れません。
ここが日本での意識が全然違っていて、気にしない構成と気にした構成と日本での扱いが変わらない説はあります。
なので海外では反応が違った、とすると納得できる流れになります。

・タッチング コミュニケーション方法
お腹をさすってあげてくださいの言い換えです。
母親がそのようにしているイメージはみなさん想像しやすいと思います。
不安を減らす、そもそもの母親自体の安定や安心に繋がっている、なので母のストレス状態にも影響がある。
ここからホルモンの変化につながると思うと、理にかなったコミュニケーション方法ですし大事なのがわかります。もちろん父親が触ってあげるのも大事です。
というかそこで安心するのであればこっちの方が大事だと思います
映画の中でもそのような説明はありました。
怒られない程度にお腹の子供と奥さんにコミュニケーション取ろうって感じですね。

・胎内記憶の色の記憶
印象的でした、目は確かに脳の神経の発達段階として先に構築されているはずなので持っていておかしくないのですが色が概念としてわかるのかという点。
案外強い光って体内を反射して変な方向から見えます。
光脱毛するとわかります。腕に当てても反射して中から色が見えることがあります。意味不明かもしれませんが試してもらえれば言っている意味が伝わるかなと。
もしかして赤は闘争に繋がりそうなイメージと異なって落ち着く効果もあるのかもしれませんね。

あと温度の感覚
インタビュー受けた子は分からないと答えていました。
温度というか触感は常時になると感知できない(今着ている服の感覚ない人多いと思います)のと、そもそも比較による種類分けをするのもあると思うので正しいのかなと感じました。
ちょいとインタビュアーは恣意的でしたね。

・親の欲求段階の子供への影響
これは今の子供達がマズローの欲求モデルで解説するところの上位の概念を持っている子が多いという統計が出ているのと近似というか相関というか関係性があるのかなと。
そもそも満たされている環境で最初から育ったので競争意識もない、その結果むしろ視点が周りの人間や環境に向く。
この辺、人の意識と集団で重要視される系統の偏りが年数をおいてズレていくサイニック理論と重なるなと。
親が求めているものが少ない、がっついていない、満たされている、この要素がお腹の子にも触発を与えているのかなと感じました。
そもそもの育ち方で上位概念になるけど、お腹の段階で上げられているとさらに上にいくのではないかなと。仙人みたいな子はこの環境で生まれるのかも説。
もし統計的にそうなるのであれば、これからその意識がズレていきそうな国や地域の需要が先読みできるのでビジネスチャンスですよね。
逆に、闘争に満ちた子もある程度調整できるとすると、革命家はそのような環境で生まれたのかもしれないなとも思いました。
そうすると、今の世界で世の中を変えそうな意志の強さを持ち合わせた子が生まれそうな地域も目星つけれるかもです。
これは飛躍しすぎかもしれません。

・バーバラさんの話
おいおい個人名かよって思われたかもしれませんが
個人的に面白かったです。胎内記憶があるとするとトラウマがそこで形成される可能性があって、そこに戻って物語の再形成することで改善した例があるよ、とのことでした。
なるほどと思いました。心理学系でよくある物語の再構築の治療法ですが
ポリヴェーガル理論が個人的な勉強範囲で被ってきます。
ここでどうしても改善できなかった例があると書かれていたので、それはもしかして胎内記憶に起因しているとすると納得できるわけです。
この時の話を自分が拾えたのはまた良かったなと感じました


その後のシェア会

上映会の後に感想をシェアする時間がありました。
こちらでは各々の自己紹介と感想のシェアでした。
作品のテーマも関係があるのか女性が多かったです。
みなさん出産を終えていて、もっと早く知りたいという感想が共通していた印象でした。
(他意はないですが)見た目の印象だけだと、まだ新しく出産することもあるのではないのかなと思う気持ちもありました。
いくつでどの立場だろうが参考にして、赤ちゃんに対しての良い環境作りをみんな意識しながら子育てに関わっていければ良いなと思いました。

自分の番では
何を話そうと迷ったので、年齢と性別からしてどうして来たんだろうとおそらく思われていると考えて、自分が参加した経緯と、細かいポイントも含めて学びになりましたと感想を一言で話しました。

なぜか、と書いてしまいますが
自分の話に関して質問のある方がいて、答えていくとさらに質問が出て来たのでしばし考え方や知っている知識の話になりました。
珍しかったのかなと思います。
どの部分にどのように疑問を持ってくれたのかは自分の学びにもなるので大変有意義な時間でした。

意図的な部分があるとすると学びになった点をあえて発信した点です。
それが自分の参加した意義かなと考えていたからです。

意図的な行動は何を生んだのか

筆者には人生でどうしても挑戦したい課題があります
これでもか、と悔しい思いをした出来事に起因していて挑まずに人生を終えられません。
ぼちぼちと難しいと思っていて、そのためには時間がないと思っていて
かといって日々時間に追われて全力全開、ではありません。

でもここは外してはダメだなと思う瞬間、判断はその場で決めるようにしています。それによって行動も選択しています。
道徳的な目線でも、合理的な目線でも、全体調和の目線でも、その度に基準にする指針は代わりますが、超大きな指針がこれです。

このnoteをこの内容で書いていることも意図があります。
感想をあとで書きますって話していたら教えてくださいと言われたのでこの記事を紹介します。
基本noteを始めた当時での、リアルでの知り合いの人には、基本的に書いていることを教えていないし個人のSNSのリンクも繋げていないです。苦しもうと思ってです笑。
*例外で、システム的に協力してくれてる友達にだけ教えています。

自分の勉強になった、人との出会いが広がった、この意味でセレンディピティがあったかなと思います。あと、やる気に繋がりました。ありがとうございます。
なんか良かったなという感触。

もし読んだ方にそんな気持ちが起こっていたら

そしてその感触から行動に繋げてもらえれば

そして行動が周りに波及していって組織や社会に触発を与えられれば


そう考えています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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色々と勉強中です。

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