祝 第800回 数字で出すと一里塚のようにどこまで来たか一目瞭然
1、感謝のノート更新
2018年4月21日に連載をはじめまして、本日でなんと800回を迎えました。
これもひとえに、いつも読んでくださる皆様のおかげです。
2、改めて現状と課題を確認
noteの内容はマガジンとしてまとめているので
それをご覧いただければ大体どんなことを発信していたのかお分かり頂けるかと思いますが
一番は自分がインプットしたことのアウトプット、という側面が大きいです。
学芸員という仕事をしていると、自然と触れることができる文化財の最前線の情報もあります。
日常の忙しさにかまけていると、それを受け流してしまうことも非常に多いです。
すぐに業務に直結しなくても、どこでどう活きてくるのかわからないのが情報というもの。
毎日なにかアウトプットする、そう決めてからは少しでもとっかかりを残しておくことができるようになった気がします。
何より普段得られない反応が返ってきて、改めてフィードバックになっていることもしばしばでした。
それが元になって展示や広報の連載といった普及活動のネタになったこともありました。
ただ、これからはそれで満足していてはいけないとも思います。
地方自治体の現場は年々厳しさを増しています。
今話題の資料購入費用なんてもともとこれっぽっちもないし、
損傷しているものを修復するのだって全然進みません。
文化財部局と観光部局の連携も改善しませんし、
新型コロナウィルスへの対応策も後手後手に回って目も当てられません。
組織として宿命的なのかもしれませんが、
安定性と引き換えに時代への即応性がないのは歯痒いばかりです。
やっぱり個人としての活動を頑張るしかないのかな、と思う次第。
もっと読者の方に有益な情報を出すことができれば
リアルな集客などにつながって、本業の方に目に見えて利することになるのではないかとも考えています。
とりあえず1000回までは続けてみる、そう決めてここまできました。
試行錯誤しながらも、あと200日でどこまでいけるか。
地方の小さな町で学芸員をしているアラフォー男の足掻きにもう少しお付き合いくださると幸いです。
3、初公開情報
ずっと読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、
常に新しいことに挑戦していないと生きられない性分なので
無謀にも音声の配信にも挑戦することにしました。
radiotalkというアプリで、
青空文庫に収録されている本をひたすら朗読していきます。
はじめはニュースを紹介していく形でもいいのかな、と思ったのですが
はじめて見るとこちらの方が続けられます。
物語など演技力が必要なものは難しいので
歴史に関するエッセイなどをご紹介しながら収録しています。
無料のオーディオブック、という位置づけで作業用「騒音」にでもしてもらえれば幸いです。
録って出しなので、漢字の読み間違いとか、詰まってしまったところも
そのまま配信してしまっています。
段々上達していく、ということで生暖かい耳で聴いていただければと思います。
皆さんからのいいね!があればきっと続くと思いますので
ぜひ一度覗いてみてください。
まだどこでもシェアしていないので、0いいねの作品ばかりです(/ _ ; )
こうした方がいいよ、とかそんなコメントもお待ちしています。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
先が見えない世の中ですが、皆様もどうか穏やかに日々を送れますように。
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