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【前編】青山学院大学主催学生ファッション団体 Replus 代表インタビュー!

10月に入り、ようやく暑さも和らいで重ね着を楽しめる季節になりました🍁
年々秋が短くなっている気がしますが、秋ファッションもしっかりと
楽しみたいですね👍

さて、今回は学生ファッション団体のReplusの代表の中嶋さんと営業部署長の宇治さんにインタビューをさせて頂きました!
Replusは青山学院大学主催のインカレサークル(複数の大学の学生で構成されるサークル)で、ファッションショーの開催やファッションスナップの製作を行っています。
サークルは4つの部署で構成されており、営業部署もあるなど一風変わったファッションサークルとなっています!早速お話を伺っていきましょう!


本記事のライター K

「ファッション好きな学生の居場所として」

<K>初めまして!まず初めに、Replusの理念についてお伺いしたいです。
<中嶋さん(以下敬称略)>理念っていうほどのものではないんですが、大学生が気軽にファッションを楽しむのを助けたい、大学に入って洋服に興味を持ち始めた方が、洋服好き同士と一緒に何かを作る、表現するのを助けたいという目的でやっています。
<宇治さん(以下敬称略)>インスタのbioにも書いているんですけれども、服好きの学生たちがファッションを通じて自由に表現、発信できる場所っていうのが定まった理念としてはありますね。

<K>Replusのインスタを拝見していると古着でのスタイリングが多いなと感じたのですがそれは何か狙いがあるんですか?
<中嶋>これは理念とも繋がるんですけど、やっぱりハイブランドとかデザイナーズブランドとかの洋服は金額が高いじゃないですか。でも古着は比較的安いので、大学生でファッションに興味を持ち始めた方でもバリエーションを増やしやすいので、プッシュしている感じです。

<K>なるほど、確かにハイブランドとなると大学生のアルバイトの給料じゃなかなか買えないですもんね。
<中嶋>そうですね、買えたとしても月に1着とかなんで。それに服以外にも趣味ややりたいことが多い人もいるんで、そういう方のための場所を作れたらなと思っています。ファッションを自由に楽しむっていうのと、ファッションを楽しむ仲間がいればもっと楽しいよね、みたいな感じで。
<K>ファッションは目的でもあり、手段でもあるんですね!

イエロー
ポップな世界観の中に純粋さを表現した1枚
https://www.instagram.com/p/CVNjY41BmKq/


「多様性を大切にしている」

<K>Replusさんは青山学院大学主催のインカレサークルですけども、お2人とも青山学院大学の学生なんですか?
<中嶋>いえ、僕は中央大学で、宇治は一橋大学ですね。

<K>そうなんですね。幹部も色んな大学の方が務められているんですね。
<中嶋>はい。メンバー自体も、多分3〜4割ぐらいしか青学生はいないですね。それ以外は他大学や他校の学生で構成しています。

<K>メンバー構成も、服好きっていう共通点でコミュニティを作っていきたいっていう理念にも繋がっているんですね。
お2人への質問になるんですけど、なぜReplusに入られたんですか?
<中嶋>僕は服好きな友達が欲しい、共通の趣味を持つ友達が欲しいっていう理由です。たまたま友達がReplusの先々代の代表と知り合いで、こういうファッションサークルがあるよって紹介を受けて面白いじゃん!と。それで入りましたね。
<宇治>僕も先代の代表と知り合いだったのがきっかけの1つです。あとは、1年生のときにコロナであんまり思うように活動ができなくて、2年生からサークルに入ったんですよ。そのときに、ちょっと他の学生より遅れをとったなっていう思いがありまして。だから年齢の壁とか、ちょっと乗り遅れた感をなくせるような自由なサークルを選びたいなと思っていて、元々ファッションも好きだったのでReplusを選びました。

<K>コロナでサークルの活動ができないっていうのは大きいですよね。その中で確かにファッションだったら、経験とか技術云々も大事ですけど自分の個性とか好みがもっと大事になってきますし、そういう意味でwithコロナの時代にマッチしているのかもしれませんね。
<中嶋>そうですね。偶然ですけどマッチしてたみたいな感じですね。僕たちは「多様性」を大切にしていて。それは年齢に対してもそうで、そういうところで居心地がすごくいいなって感じます。メンバーの所属大学に関しても、10以上の大学の学生が所属しています。専門学校の学生もいて、みんなあんまり大学がどこかとかは気にしない雰囲気がありますね。仲良くなってしばらくしてから、「〇大だったんだ!」みたいな(笑)
それもReplusの多様性の1つですね。

画像3
4部署はそれぞれの特性を活かしつつ、
連携して作品を作り上げる
https://www.instagram.com/p/Cb7c4H9BpS7/


「自由なスタイリングで思いもよらぬものを」

<K>今度はReplusさんの活動ついての質問をしていくんですけど、普段はどういう活動をしてらっしゃるんですか?
<中嶋>Replusは、スタイリスト、営業、メイク、演出の4つの部署に分かれていて、それぞれの部署で週に1回、会議を行っています。議題は月ごとに変わるんですけど、今(2022年8月下旬時点)でしたら、作品撮りをしているので、それぞれのチームでそれを進めてもらっています。ファッションショー前の時期だと、それぞれの部署の担当事項を会議したりっていう感じで。
<宇治>基本的に時期ごとのイベントに向けて動くイメージですね。急ぎでやらなきゃいけないことがなくなったら、メンバーで遊びに行ったりとかもしてますね。

<K>作品撮りとファッションショーの2つが活動の柱なんですね。それぞれお話伺いたいのですが、まず作品撮りから。
インスタの投稿を拝見すると、本当に多種多様なテーマの下で作品が作られていてめちゃくちゃ面白いなと思っていたんですけど、テーマ決めはどのように行っているんですか?
<宇治>テーマの決め方は2種類に分かれています。1つ目はトップダウン的なやり方で、幹部が決めた大枠のテーマの下でグループに分けて作ってもらうのが1つです。あともう1つがやりたいテーマがある人たちに自主的に有志で作ってもらって、発信する媒体としてReplusが発信するという方法ですね。
最近だとトップダウンの方法で、星座をテーマに作品撮りをしましたね。いくつかのグループに分けて星座を担当してもらって、自由にスタイリングしてもらって撮影しました。

<K>自由なスタイリングとはどういったものでしょうか?
<宇治>例えば、僕のグループは冠座を担当したんですけど、「冠」っていうキーワードから「ナポレオンの戴冠式」がイメージとして浮かんだので、その絵をモチーフにしてスタイリングしたりしましたね。そういう風に、柔軟に発想してそれを形にするイメージです。
<K>なるほど、入り口だけ決めて、出口はメンバーのセンスに従ってという?
<宇治>そうなんですよ。だから思いもよらない作品が出来たりします!

冠2.2
「冠座」をテーマとした投稿。
カチューシャやベルトなどで
冠自体を使わずに「冠」を表現している
https://www.instagram.com/p/CfO0qjqhrMl/


後編では、ファッションショーについてや営業部署を始めとした部署に関するお話、今後の展望などを語っていただきました!こうご期待!
ReplusさんのInstagramはこちら

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