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Can Connect 農業ってなに?

初めまして!僕たちは現在(2021年)宇都宮大学の農学部4年の二人で活動を始めている無名のものです。

初回の執筆は「亀尾 侑里」が担当します!まずは軽く自己紹介から入り、その後にCan connect 農業(以下キャンコネ)についてご紹介します。

気合いいれて書きますので、ぜひ読んでくださいね♪


○自己紹介


□自己紹介構成

・ざっくり人物紹介

・農業にどうして関心があるのか


1, SEKAI NO OZAWA (尾澤 陽)

初めまして!宇都宮大学農学部4年の尾澤陽(おざわ はる)です!よろしく!


Can connect 農業のまじめな方を担当してます!

「東京都出身、7月31日生まれ、だから名前はハルです。」

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まずは自分の農業との関わりを、僭越ながらざっくり書かせていただきます。


私は農学部に入学したものの、人生で特に農業との関わりはなく、農業関連の仕事に就きたいとも考えてませんでした。
東京都出身ということもあり、街中に田んぼがあるだけでびっくりするような人間でした。


そんなこともあり、大学の授業での実習はとても新鮮で楽しいものでした。
いや、厳密にいえば、つまらないものもたくさんありました笑


でもそれが農業という仕事であり、人間の技術、知識が歴史として積み重なって成り立つ産業なんだと実感できたのだと思います。


①農業とのつながり

そんな私が本格的に、働き方としての農業にかかわるのは4年生の四月でした。
研究室の配属が決まり、イネの生理学的な構造に関する研究テーマを扱うことになった私は、どうしても農業としての稲作に向き合いたいと考え、イネ農家さんで田植えのアルバイトを始めました。


コロナ禍によって学校にいく機会がなくなったこともあり、4-5月の多くの時間を農家さんと田んぼで過ごしました。
農家さんと一緒に働く中で、そこに流れる時間であったり、心地よい汗であったり、農業という環境の魅力にどっぷりとハマりました。


②スマート農業への興味

話は変わって、現在私が熱を持っているのが、今話題のスマート農業です。
大学院進学にあたり、研究室を探す中で、スマート農業という分野に出会い、その可能性にとてつもなく惹かれました。


その後、友人を誘って、栃木県の農業界隈にいろいろなインタビューを行って、スマート農業の多様性、そして農業の抱える問題点を自分なりに解釈できるようになりました。

スマート農業を通して見えた地域と農業の関わりの中に、今回の活動のキッカケとなる出来事がたくさん散らばっていた気がします。


ざっくりとこんなところでやめときます。
またこの後の項で、詳しく説明しますね!

続きまして、僕の相方 Mr. Yuri Kameoの紹介です!

2, Kameo Yuri 亀尾 侑里

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最初だけ真面目に自己紹介します。

「鳥取県出身、小学校4年生から高校1年までソフトテニスに没頭。部活に専念し、勉強とは全くの無縁だったが、ソフトテニスでの進学を決め、学力で県内トップの米子東高校へめっちゃ頑張って入学。色々あって入学後半年ほどで部活をやめ、陸上部に転部。毎日しんどい日々を送っていると、気管支炎になってしまって浪人人生を歩むことに。そこでアメリカの大学進学を蹴り、企業した頭のおかしい先輩との共同生活で行動力や発想力が鍛えられ、ちょっとだけ変わった人材に変化。適当に大学を決め、宇都宮大学の農業経済学科に入学。経営を学ぶ予定だったが、授業がクソつまらないため、ほぼ出席せず。だが、農業に関する授業だけはなんだかんだ真面目に受けていたようで、結果として、現在の活動をすることになっている。授業に出席しない反面、災害ボランティアに参加したり、倫理法人会に出席したり、駅前で缶コーヒーを販売したり、メルカリ頑張ってみたりでアルバイト以外で稼いでみたり、長距離ヒッチハイクしたりなど、活発に活動していたようです。」


とまあ、簡潔に今までを少しだけ振り返ってみました。こんな感じの人です。


結構行き当たりばったりな部分もあるんですけど、ときには慎重に決断したりもでき、臨機応変が代名詞でもありますね😉


座右の銘は「真面目は1番の近道」 

モデルの森絵梨佳さんの座右の銘ですね。


さて、農業に関して ’’なぜ’’ 僕が興味や関心を抱いているのかを説明しますね。


まず、僕は大学に進学した当時、全くと言っていいほど農業に関心はありませんでした。正直、農学部に来ているほとんどの学生は農業に興味ないんじゃないかな。


授業で農業に関する知識を得たりすることもありましたが、どうも退屈で面白くない。なぜなら、それは  ’’座学であり、ただの机上の空論’’  だからです。


僕は実践のない授業は本当に嫌いで、それをしたくないから高校まで真面目にしてこなかった。なのに大学でもまたか!と大学3年までずっと思っていました。


ですが、ある時ふと思ったんです。自分でその知識実践すればいいじゃん!って。


ま〜でもそんな簡単にいくわけもないんですよね。農業に何にも興味がないのに農家にアポとって「手伝わせてください!」なんて、遊び盛りの大学生にとってはまさに苦行でしかないわけです🤣


そんな感じで過ごしていた時に、3年の授業で「農村調査実習」という

直接農家にインタビューをして、現場を知るという授業がありました。


そこで僕の農業に対する関心は変わりましたね。授業で聞いたりしている事を誰かを通して聞くんじゃなくて、生産者本人から、

 ’’生の声’’ が聞けるのですから!


座学では、  

「これはこうなんです」 で終わるところが 

「これって何ですか?それでそれで?」

と、どんどん深掘りできるわけです。


こんなに楽しいことはない! とまあ、ここまでだと

ただ「インタビュー」をすることが好きな人なだけなんですけど。

じゃあどうしてそこで農業に対する関心が変わったのかというと、それは


’’授業で教えられていることと現場での声が一致していなかった”


からです。詳しく書くと長くなるので割愛しますが、とりあえず、何か一次産業には深い闇が隠れている様に感じました。


このままでは良くないと感じ、一気に農業に興味を抱きました。就職先も一次産業に携わる様な仕事に就く予定です。一応これでしっかりと農業には関心があることが伝えられたんじゃないでしょうか。詳しくは、この後の「キャンコネ」の発足のところに記述しますね。

○キャンコネって何?

まず、キャンコネとは、「栃木の農産物を学生が消費し、宇都宮を第二の故郷として感じてもらう」という様なコンセプトで活動をしています。


主に、栃木県内の農家と連携し、農産物を仕入れて学生に販売することでこれを実現させようとしています。Instagramでは、協力してくださった農家さんの人柄や生い立ちなどの「ストーリー性」を情報発信する予定です。


これによって、農産物がきっかけとなり、

          【生産者】  

            ✖️       〔農産物〕 💬お前ら繋げるデェ〜

            【学生】 

 を実現させることができると思っています!

「生産者」と「消費者」 という ’’遠い関係性’’ ではなく、

「人と人」 という ’’近しい関係性’’ の創出を狙っています。


○キャンコネ発足の経路

出会いは2020年9月20日。

とあるシェアハウスで「サンマ会」というサンマを食らうパーティーがありました。そこに遊びに行けることになった僕(かめ)。


リビングにいると知らない人がたくさんいました。うわ、パリピノ集団かな?と思っていたその時、彼は現れました。「うわ、めっちゃ住んでない人いる」ってね。


あれ、俺こいつ知ってるやん。


そう、僕らは共通の知り合いが多く、何度か上辺の付き合いはしてきた仲であった。しかし、お互いに深くまで話したことはなかった。


お酒が少し入り始めた頃、ソファーでだらだらしていたときに僕らは急に語り始めた。そこでの議題は「農業について」だった。


前述にもしてあるが、僕は授業や就活を通して、かなり一次産業に問題意識を持っていたので、就職先も小売で野菜販売をする場所に。どうしてそこに行ったのかなどの話を皮切りに、農業の話題になった気がする。


普通なら、こんな話を学生にしたところで「へぇ、そうなんだ」で終わる。しかしHAL OZAWAは違ったのだ。


「分かる、俺もスマート農業とかに興味あって、来年から都内の大学院に進学するんだけど、農業めちゃくちゃ興味あるんだよね。」


ホォ、なるほど。ちゃんと話して理解してくれるのかこいつはと。

就職先の社長には共感してもらえていたけど、あまり周りの学生から共感されたことはなかったから、無性に嬉しかった。


そこでしばらく語り合っていると、彼からこんな提案が来ました。


「俺、自分たちで野菜を販売してみたいんだよね」と。


正直、販売したところでどうなるというのか。


彼の意図は


これだあ。

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ここまで振っておいてなんですが、普通に真面目に書きます。

彼の意図は、自分たち「学生」が「学生」に対して野菜を販売することでもっと宇都宮の魅力を感じてもらおう!というもの。


ご存知の方も多いと思いますが、栃木県は2020年において、魅力度ランキング最下位になった県だ。


確かに、僕たち県外から来た大学生のほとんどは、栃木に愛着はないし、まして魅力を感じてもいない。周りの友達はほぼ100%栃木に戻りたくないと言っている。


僕もそのうちの一人だったので、彼が言っていることの理解ができなかった。


「野菜を学生に対して売って何で魅力発信になるんだよ」


これが僕の正直な感想だった。だが、彼の農業に対する思い、どうして野菜を売ることで魅力が伝えられるのかを聞いた時、感銘を受けた。


僕も栃木県の農業ないし農産物から魅力を無意識のうちに感じていたからだ。


言われてみないと気づけない。でも言われれば気付くことができる。

そう感じた僕。

他の大学生の人たちはこの良さに気づけていない。このままではもったいないじゃないか!農産物からなにかしらの魅力を感じることができるのならば!


4年間も栃木に住んでいて、第二の故郷として認識できないことって凄くもったいない。


少し脱線するかもしれないが、僕は地元からかなり離れていたからこそ、故郷を俯瞰的に見ることができ、鳥取県はとても素晴らしい場所であることに気づけた。


だがこれは離れてみた時なのだ。それでは遅いと大学に入ってから気づいた。そこにいるときに気付けなければ、良さに気付くまで遠回りしてしまう。


ならば、栃木にいるうちに魅力に気づき、栃木から離れてもまた戻りたい、もしくは県外で野菜を買うときに「栃木県産」のものを悩むことなく選んで欲しい、それを買うことで栃木を思い出して欲しい。無意識ではなく、意識的にそうなって欲しい。そして、気付けば無意識にその野菜を選び、栃木の野菜っていいんだよね、農業っていいんだよねって、周りの人たちにどんどん広げていってもらいたい・・・。

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僕たちは、この活動をすることで、それを実現できると思っています。


栃木の関係者人口(魅力を感じている人)が増えれば、それに伴って栃木の魅力はどんどん上がって魅力度ランキングでも30番ぐらいにはなれると思っています。


観光地だってある。おいしい飲食店もたくさんある。じゃあどうして?


そうだ、みんな。そこの根幹を担ってるのが「農業」だからだよ。


そこを理解しないで魅力もクソも本当はないんだよ。農業にスポットライトを照らし、陰ながら支えてくれている農業をもっと知って、もっと盛り上げなきゃ。


一次産業なしに他の産業なんてやってられないんだよ。そこに気付ければ、農業が盛んな栃木県ってまじで魅力ありすぎて溢れてしまうよね。


僕たちの活動で地域の人や社会人を巻き込んで、若者にアプローチしていかなければいけない。


そのための活動が、Can Connect 農業


残り限られた学生生活で、少しでも爪痕を残していく。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


こんな感じで、時折ふざけを混えながらの文章を書いていきますが、僕は根っからの真面目なので、ご心配なく。

ハートやコメント、是非お願いします、活動の励みになります😘

約5,000文字、あっという間でしょ? 次回以降は写真も増やしていきますので、ご期待ください!!!


それでは✋



















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