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Yokohama F. Marinos 2020

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2020年 横浜F・マリノス 試合観戦記
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2020 ACL GS MD2

爆勝!この日の相手は豪Aリーグ王者。前日会見までにうちへの対応に自信を見せていたこともあり、タフな試合になるかと思いきや… 終始うちが圧倒したと言っていいだろう。結果として 4-0 ! 保持率69%、シュート数 24(9) ー 6(1) である。スタッツ的にもこれ以上ない出来でこの大会が始まって2連勝とした。 プレス・プレス・プレス相手はやや引き気味であった。ある程度442ブロックを作って迎撃という体制。ただしアプローチの強度が弱く、絡み付くほどでなかったのが思うつぼ。う

2020 ACL初戦勝利! だが。

蓋を開けてみれば…!今回のACLで我がマリノスが属するグループHは力のあるチームが揃い、死のグループと言われる。その中で最も強いと目されている全北現代に対し、2-1で勝利。めでたい! そんな相手に対し、数多くのチャンスを作り出し、堂々とした、いや、いつも我々が見ているマリノスをそのままに表現した試合をし、初戦を勝利、しかもそれをアウェイで得た。なんということだ! 新戦力となる選手たちも予想・想像以上に良い働きをしてくれているように見える。 後半、また相手が一人減ってから

2020 J1 1st Sec “開幕!”

試合のあらすじ さあやってまいりました、待ちに待ったJ1開幕戦。 既に公式戦を3試合消化しているうちの、その内容と結果は上々で(しょっぱなを除けば・汗)、この開幕戦は期待させると同時にホームであり、絶対に勝って飾りたいという気持ちはおそらく自分だけではなかったはず。 だがしかし… フットボールというやつは時に、腹の立つほど意地悪。1-2で敗戦となりました… ミス、そして構造的な弱さ、それらから前半で2点のビハインドを負う。 今のうちは、攻撃面では十分に期待を抱かせる

ついに再開! 2020 J1 2nd Sec

誰もが待ち望んだ試合Jリーグが COVID-19 の影響で中断して4ヶ月ほど。長らく待たれた再開となる第2節がこの7月4日に行われることとなった。 リーグの中断が決定してから再開のこの日まで、マリノスはクラブとして様々な施策を考え出したうえ驚くべきスピードをもって実行し、我々に多くのものを与えてくれた。そのことを思い返すと感謝と敬意、どれだけ言葉を連ねても表現しきれないほどである。 そう、表現しきれないから早速試合内容へと行ってしまう! 笑 スタメンの驚きまずはスタメン

今季はじめての勝点3! 2020 J1 3rd Sec

フラッグに込められたもの 言葉は要らない。この三ツ沢のスタンド。よくぞここまで、と感動したものだった。 試合を見に行けない人々、観客を入れることができないクラブ… 難しい試合になったけれど、この一枚一枚のフラッグに込められたものそれぞれに報いるような結果が出て、本当に良かったと思う。試合が終わって心から安堵したものだ。 スタメン 前節から中3日、どうするのだろうと思ったが、やはり軸になる部分は変えなかった。主にセンターライン。 とはいえ、今季これからのスケジュールを考え

まだ我々は小さな存在 2020 J1 4th Sec

J1第4節。 先日、このエントリーの下書きのタイトルに 「ホーム日産に静かなる凱歌」 なんて書いたオレが悪いのだろうか。 結果は1-3で敗戦。内容としても非常に、非常に落胆するものであった。 スタメン再開後の2戦の、総プレータイムを考慮したかのようにミックスされた構成となった。この過密日程の中、頷ける措置である。 控えはほぼスタメンクラス。その意味では不安はない。 この日からうちの試合も客入れが可能になった。しかし上限5000人、以下応援行為に対しては厳しい制限

美しさと脆さ 2020 J1 5th Sec

あー! もう! なんなんだこの試合! でもしょうがないから書くよ! スタメンJ1第5節。スタンダードなメンバーとなった。 サブにも新戦力が絡めないという声もあったが、今後のスケジュールを考えるに、必ず絡んで来ると思うし、必要な戦力だと思っている。 いくつものチャンス 前半開始4分という段階で失点。自陣で絡まれ奪われて速攻された。 クロスが上がった瞬間のボックスの中は疎の状態である。これではどうしようもない。 必ずしもゴール前に人数をかけることは必要なことではない。 こ

復調への兆しとなるか 2020 J1 6th Sec

J1第6節。またも連戦、週の真ん中の試合。 この日めでたくも4-0の勝利、久々の勝ち星を手にした。よかった! スタメン仙頭が初のスタメン。 練習試合では目立って結果を残してきた彼だけに、発表のときのTLが沸き立つ。もちろんオレ自身も見たかった選手だし、期待が高まった。 いつか見た光景 立ち上がり、相手は前線から同数プレスを仕掛けてきた。 そしてうちのビルドアップの不得意さは相変わらず。 0020から早速追い込まれる。 さらにサポートしようとして寄ってしまい自身の首を締め

渡せなかった餞別 2020 J1 7th Sec

J1第7節。 この時期だがアウェイ札幌なので昼間の試合となっている。 この日の直前、遠藤渓太の独ウニオン・ベルリンへの期限付移籍が発表された。 下部時代も含め、マリノス在籍は2桁となる年を数えるが、2020年現在まだ22歳。今が一番良い時で、更なる成長を期待する選手である。 その渓太のマリノスにおけるラストゲームとなるこの試合、勝点3をもって送り出すことができるだろうか。 スタメン コンディション面からマルコスやテルなどが不在で大きくスタメンが入れ替わる。 とはいえ水曜

らしさを取り戻す旅 2020 J1 8th Sec

長い梅雨が明けたとの発表があった、この日のJ1第8節。 アウェイ、ユアスタ。いつも彼女を泣かせている印象があるが、うちにとっては悪く無い相性。今節は果たして。 今のうちには勝利の3ptsが何よりの薬。どうにかして持ち帰りたい。 スタメン 前節からは一週間のインターバルが空いたが、小さなケガで離脱する選手が出ていて、コンディショニングと試合におけるメンバーの選出も難しくなっていることだろう。 …などと下書きを書いていたところのスタメン発表。これはwwwww 実際に試合を

1を得たのか、2を落としたのか 2020 J1 9th Sec

8月らしい暑さの中のナイトマッチ、J1第9節。 過去の対戦成績がTLで散見されたが、個人的にはそのデータについては何の影響も価値も感じていない。というのは、選手もコーチングスタッフもその時々で変わっていて、持続的な何かをもって評価することができないからだ。 そういったことに関係なくこの日はホーム日産。何が何でも勝ちたい。 スタメンチアゴは大事をとってか見送りに。 サブには電撃復帰の松田詠太郎! 出番はあるか。 想定された拍子抜け感既にわかっているとおり、ビルド隊にプレ

新機軸? 2020 J1 10th Sec

J1第10節。ここから毎週、週中にも試合がある15連戦と続く最初の試合。 見る方は楽しいが、選手たちはこの季節ということもあって相当きつくなってくるだろう。 スタメン うひょーザクっといった!笑 新加入の前田大然はスタメンに入るし、サントスもベンチ入り。また、そこに松田詠太郎の名前も。 これは先に言ったようなハードな日程とも絡む話なのだろうが、どんな試合になるのか楽しみだ。 これまでと様相の異なる試合立ち上がり、相手がビルド隊にプレスを仕掛けてくる。 さらに攻撃でミド

突然打ち上がった花火 2020 J1 11th Sec

もう試合だよ! J1第11節。 なぜダブルを喰らわなければならなかったのかという昨年の忌まわしい記憶、これは何としても払拭しなければならない。 勝つぞ勝つぞ勝つぞーーー(怨念) スタメン怪我から復帰のテルとサネ! 高野トレーナー! 皆が待っていた和田拓也! 今は誰が起用されても楽しみだ。行くぞ! ピーターとの再会うちから離れ監督となったピーターのチームは、ここ何戦かで波に乗る兆しを見せている。 少々前の試合を見てみたが、1タッチで繋ぐプレーが上手くなっている。これに

不運を乗り越えて 2020 J1 12th Sec

J1第12節。この日の前日、チーム関係者に COVID-19 に掛る検査の陽性反応があったことが判明したため、試合の開催が不透明な状況になっていた。 相手チームは既にこちら横浜に向かった後だったので、ひとまず上記リリースの通り延期は回避され良かったのだが、チームは練習を制限されたまま試合当日を迎えることになり、不安要素は消えないのだった。 スタメン熟成を待つ最前線、そのほかはSB以外はほぼ前節と同じ面々。サブに前節の結果が反映されているように見える。誕生日を迎えたとはいえ