当たり前なことなんて一個もない。

この歳になってますます思う。

結婚したって離婚するし、自分以外の気持ちはわからない。いくら言葉にしてもまったく同じ感覚を味わうことは不可能だ。

だから逆に昔みたいに、彼が心変わりしたらどうしようとか先のこととかを考えて怖くなることがほぼ無くなった。

そんなことで！？って内容で恋が冷めちゃう話も沢山聞いてきたし、自分だって突然、あ、もう生理的に無理だ・・・って思って離婚したわけで。

今隣にいること、それを楽しむこと、喜べること、与えること。

最近やっと、それが一番自分を満たすなあと気付いた。

与えることは自己満足で。

喜ぶ顔をみることが喜びで。

だから精神的にも肉体的にも精進しないとな、と思います。

余計なことを考えてる時間はもうないから。

死ぬときに、あー楽しかったなこの人生！と今なら言えるから、継続したい。

マイナス思考も、嫌いな人達に関わる時間もほんとに無駄。

嫌なら、イライラするなら終わり。

縁があればまた戻るし、なきゃそこまで。

人も物も断捨離していく年齢。

意外な人物が残っていて、ずっと仲良しだと思っていた女の子が消えたりするから面白いな。

さようならされても悲しみはなくて。

わたしといることに楽しみを見いだせないのならその人の人生にマイナスだから申し訳ないし。

夜のほうの仕事のお客様にも常々思ってること。

話したくてとか、顔をみてホッとするとかそういう気持ちで来店して欲しいから。

だからマメにコミュニケーションをとる。

どういう人か、なにを求めているのか、わたしが応えられることなのか、仲良くなれるか、その人の芯に触れることは出来るのか、等々。

たかが飲み屋、だけど心のマッサージができたらいいなと思ってる。

わたしは色恋や下ネタやワイワイは出来ないけど、きちんと向き合って話をすることだけに全力を注いでるから。

幸いそれでなんとかここまできて、長い付き合いのお客様も沢山いるからありがたい。

ずっと副業としての水商売だけど、お客様からしたら本業も副業も関係ないから。

お金を無駄にしたと思わせないよう、幸せな気持ちでお帰りいただけるよう、頑張る、これからも。

あれ？恋愛の話だったのにずれちゃった(笑)

老人ホームの仕事も水商売もどちらも同じように楽しくて大好きなお仕事。

感謝の気持ちで明日も始発出勤だ。