見出し画像

【詩】血と知

沸騰する血
暴走する知
だれもがほしがるけれど
だれもがみないふりをする

白く濁った
私の意思
赤く光る
外から私をコントロールしようとする
エネルギー

どれも価値は同じ
まったく同じ
でもひとは優劣をつけたがる
そうしないとみることができないから?

生まれて初めて見た光景が
いまでも
はっきりと思い出せるのであれば
わたしは
もっと光を放つことができるはずなのに

赤い光に憧れる
私の濁った知

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?