大沢月麦

蟹座、未年。こどもの頃から今まで、いろいろと見聞きしてきたけれど、最後に残ったものが「書く」という行為。 「書く」を通じて世界を変えていきたい。よろしくお願いいたします。

大沢月麦

蟹座、未年。こどもの頃から今まで、いろいろと見聞きしてきたけれど、最後に残ったものが「書く」という行為。 「書く」を通じて世界を変えていきたい。よろしくお願いいたします。

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創作は続けますので、どこかで名前を見かけたら、懲りずに書いてる、と笑ってやってください。

    • 私のnoteでしたことが、一部のクリエーターさんを不快にさせました。 私には投稿やスキをする資格がないと考え、反省と謝罪として、noteから離れることにしました。(誹謗中傷を受けたわけではありませんので、誤解しないでくたさい) 今までありがとうございました。

      • 【詩】見極める目は簡単には手に入らない

        ある革命家の声明 みな 未来のことは考えずに  今がよければ 自分さえよければを 優先した結果がこれです もはや 誰も 無事でいられる者はいません 覚悟しなければなりません いろいろなもの彷徨い 良いものもあれば 悪いものもある それを見極める目が必要なら 額を切り開くしかない 空気でさえ 限られたもの 生きるための最低限のことは 人に頭を下げなければ得られず 頭を下げながら どうせ見えていないだろうと 舌を出してみる 私は硬くなった手で 武器をつくる 人々に配り 頭

        • 【詩】たとえ迷っても、リセットはしない

          自分との戦いは永遠に続く 嫌になるときもあるが それもふくめて契約し この世に産まれてきたのだから もう後戻りは出来ない 武器はない 六つに割れた腹筋も ひと薙ぎですべてを払拭する剣も 星を投げつけられても 私を守ってくれる盾ももたない 知りたいという心がたったひとつのツール 仲間はいない みんな自分のことで忙しいから すれ違う人は多いけど 挨拶をする程度 日々の記録はこれからの糧 お腹いっぱいで 空を見上げると ものすごく大きくて 一部しか見えない生き物が 笑う 私

        • 創作は続けますので、どこかで名前を見かけたら、懲りずに書いてる、と笑ってやってください。

        • 私のnoteでしたことが、一部のクリエーターさんを不快にさせました。 私には投稿やスキをする資格がないと考え、反省と謝罪として、noteから離れることにしました。(誹謗中傷を受けたわけではありませんので、誤解しないでくたさい) 今までありがとうございました。

        • 【詩】見極める目は簡単には手に入らない

        • 【詩】たとえ迷っても、リセットはしない

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        記事

          【詩】さよなら装甲、と釣り針が喉にひっかかった私は叫びたい

          ほうら あちこちで狼煙があがっているよ たくさん たくさん 信じて よかった 仲間はいたんだね 産まれたときから 目にさらされて 言葉をおぼえたら 即 命令がとんできた 釣り針を飲め といわれれば飲んだし 血管を引きずり出せ といわれれば そのようにしたよ すべてはマジョリティーになるために おかげで身体はボロボロ そして試験のときがきた 結果は お前はだめだった では狼煙をあげよう 空は高いかい それは良かった でも それは物差しが違うのではないのかい 生ける屍にな

          【詩】さよなら装甲、と釣り針が喉にひっかかった私は叫びたい

          【詩】虹をわたる頃

          わたしは青が好きだから 青色に染まってみたいと思う 青い目 青い髪 肌の色も青 中身も青に染まりたい 肺 心臓 消化器官 もちろん脳も青色だ すると 不思議なことに 様々な色の人たちが集まってくる 色をもった私に共鳴してくれた人々 さあ 手をつなごう カラフルな円を作りましょう ふと見ると、私と手をつないだ赤い色の男性が 微笑んだ いつの間にか赤い男性と 青いわたしの二人きりになっている さよなら色がついていなかったわたし 突然変異と笑いたければ 笑いなさい それでも人は進ん

          【詩】虹をわたる頃

          【連作短編小説】月が変わるとき③

          ライブと銃とCD1:宮本亜紀智 「お前の曲なんか、誰も覚えちゃいない、みんな消失のことしか考えてない」  そう言ったとたん、拳がとんできた。言った男はめまいを感じた。それほど、そのパンチは強かった。 「なにすんだよ」 「黙れ」二発目が飛んできた。こうなると殴られたほうも黙っていない。 つかみ合いの喧嘩になった。  二人を引き剥がすのに、男が六人必要だった。 「仕事中になにやってんだ」  所長が怒鳴っても、二人とも悪びれる様子もなく、ムスッと、しかめ面を崩そうとしない。顔が

          【連作短編小説】月が変わるとき③

          クリエイターの皆様、お疲れ様です。連作短編の第三章を書いたのですが、ぜんぜん面白くありません。書いた本人が、読んで、面白くないと思うのですから、相当ひどい出来だと思います。なので書き直すことにしました。公開まで少し日にちをください。

          クリエイターの皆様、お疲れ様です。連作短編の第三章を書いたのですが、ぜんぜん面白くありません。書いた本人が、読んで、面白くないと思うのですから、相当ひどい出来だと思います。なので書き直すことにしました。公開まで少し日にちをください。

          連作短編に挑戦しています。「月替わりになったらランダムで人が消失する世界」という設定だけで始めました。構成も何も考えてません。アドリブみたいな感じでやっています。つじつまが合わなかったり、矛盾が出てくるかもしれないけど、ご容赦ください

          連作短編に挑戦しています。「月替わりになったらランダムで人が消失する世界」という設定だけで始めました。構成も何も考えてません。アドリブみたいな感じでやっています。つじつまが合わなかったり、矛盾が出てくるかもしれないけど、ご容赦ください

          【連作短編小説】月が変わるとき②

          2:サーチ・アンド・デストロイ  〈月替わり消失下〉における犯罪への対応は、サーチ・アンド・デストロイだ。  「犯人の追跡中に、消失してしまったら、どうしようかと、考えたことはありますか?」  くだらない質問だ、と木暮裕司は、心の中でツバをはいた。  おっと、やばい。人工知能とは仲良くしないと。  「それはあり得ない。知っているだろ、人間は、月替わりのときは活動しない。おうちでおとなしくして、祈るのさ」  「だから、わたしたち人工知能がいる。そういうことですね」  ――自

          【連作短編小説】月が変わるとき②

          【連作短編小説】月が変わるとき①

          いつから始まったのか、月が変わると人が消失するようになった。原因は不明。解決策もなし。人はただ祈るしかない。 1:家族  大石は時計を見た。  20××年4月30日 23:57  あと3分ほどで、月が変わり、5月になる。  また、このときがきてしまった。  大石はいま社長室にいる。社長室とはいっても一般のイメージとは違い、飾り気のない、ただの個室だ。社員13名の、コンサルティング会社を若干27歳のときに立ち上げ、ちょうど30年たつ。  小ぶりの応接用ソファーに座っていた。

          【連作短編小説】月が変わるとき①

          こんにちは大沢です。本日、短編小説「ずれ」を投稿しました。スキしてくれた方々、本当に感謝しています。 トイレってあんまり、小説とかで活躍してないなあ、と思い、書きました。私は感謝はしていますが、どちらかといえばトイレは好きな場所ではないです。それじゃあ、また。

          こんにちは大沢です。本日、短編小説「ずれ」を投稿しました。スキしてくれた方々、本当に感謝しています。 トイレってあんまり、小説とかで活躍してないなあ、と思い、書きました。私は感謝はしていますが、どちらかといえばトイレは好きな場所ではないです。それじゃあ、また。

          【短編小説】ずれ

           筒見雄太は違和感を覚えた。  場所は会社のトイレ、個室のなかだった。  用を足し、ウォシュレットを作動させたとき、とてつもない違和感に襲われたのだ。  温水シャワーの位置が、微妙にずれている。少し左寄りだ。これでは、目的が達成できない。雄太は身体をずらした。  こういうものは平均的な位置で設計されているものだから、万人にジャストフィットするものではない。それぐらいのことは雄太も察しがつく。彼が違和感を覚えた理由は、これが、初めてではないからだった。  二日前、帰宅途中に腹の

          【短編小説】ずれ

          最近、詩を投稿し続けていますが、わたし的にはデッサン、というか言葉による落書きです。こういうのを書いていると、小説のアイデアが浮かんでくるので、楽しいです。だいぶアイデアがたまってきたので、そのうちにに小説の投稿を再開しようと思っています。

          最近、詩を投稿し続けていますが、わたし的にはデッサン、というか言葉による落書きです。こういうのを書いていると、小説のアイデアが浮かんでくるので、楽しいです。だいぶアイデアがたまってきたので、そのうちにに小説の投稿を再開しようと思っています。

          【詩】切っちゃった 

          パチン 爪は身体の一部なのです でも痛くないので 簡単に切ることが出来ます そこで 思いつきました 痛くなければ 他の部分も 切ったりできるのではないかと 博士に頼みました ——どこを切っても 痛くないようにしてください 博士はそのようにしてくれました まず 指を切りました 痛くありません 博士ありがとう 痛くないので とりあえず 切ってみることができます いろいろ切ったら 動けなくなってしまいました 博士が来て いいました ——面白がって 切ってしまったね 理由もなく 真

          【詩】切っちゃった 

          【詩】病院にて

          わたしの内蔵のささやきは なにかを伝えてくるときと そうでないときがある そうでないときは たぶん わがままだと思って ほうっておく そうすると夢に出てくる 「あなたの母親も、そうやってほったらかしにしたから」 そういう攻撃をしてくる 反撃開始 内蔵さん、あんた、ひっくり返すとわたしになるんだよ 「ということは、あんたがひっくり返ったら内臓じゃん」 こんなやりとりも続けば、うずたかく積もる いつかわたしが死に 内臓とはバラバラになれたとき 思い出に見上げるんだ どうかそれ

          【詩】病院にて