【詩】見極める目は簡単には手に入らない

ある革命家の声明

みな 未来のことは考えずに 
今がよければ 自分さえよければを 優先した結果がこれです
もはや 誰も 無事でいられる者はいません
覚悟しなければなりません

いろいろなもの彷徨い
良いものもあれば
悪いものもある
それを見極める目が必要なら
額を切り開くしかない

空気でさえ 限られたもの
生きるための最低限のことは
人に頭を下げなければ得られず
頭を下げながら
どうせ見えていないだろうと
舌を出してみる

私は硬くなった手で
武器をつくる
人々に配り
頭を下げながら
舌を出さなくてもすむような
世界を作るために
使ってもらいたい

この声明は 戯言として 暗号化されました

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