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酒本 歩先生の「プロットの書き方」が凄い

 これはもう酒本歩先生への感謝の気持ちで書いているのですが、先日の文学フリマで酒本先生とお会いした時に「プロットは【シーン表】で作ろう」という冊子を購入しまして、そこには小説家である先生が実際に使われている【シーン表】という小説執筆に役立つ技が丁寧に解説されていました。

 参加されてる方多いかとおもいますが、創作大賞に私も参加しています。去年、サーフィンがテーマの小説で参加したのですが、結果的に間に合わずに終わってしまいとても後悔していたので、今年こそはという気持ちで創作大賞を待っていました。しかしその前にnoteでの掲載用に気楽に書き始めた小説があり、「この小説ではコンクール狙えないのでは……」と悩んでしまい、筆が1ヶ月ほど止まってしまいました。それが5月の話で、みなさん待ってましたとばかりに創作大賞へばんばん応募されているのを横目に、わたしは一人何もできずに常に焦っている状況でした。
 そんなタイミングだったので、創作するみなさんから刺激をもらいに行こうと5月の文学フリマへ初めて参戦してみたわけです。

 そこで最初に出会ったのがnoteでいつもお世話になっている酒本歩先生でした。

こんなふうに創作のヒントをたくさん書いてくれていて、いつもひっそりと拝見していました。ひっそりと。

 御挨拶させていただき、冒頭に書いた冊子を購入。これがこちらです。
200円という破格の値段で、お値段以上のものが読めるのです。

こちらに書かれたシーン表というものは、わたしは初めて知りました。サーフィンの小説はマインドマップというアプリで試しに使ってみたのですが、あまり小説の整理には向いてないかも?と思い断念したところでした。なので、先生のシーン表を試してみようと思って、現在書いている「春、ふたりのソナタ」はこちらのシーン表を使って書いてみました。

これはシーン表の一部です。詳しくは酒本先生の「私のプロットを公開します」の記事へ。

めっちゃ書きやすい!!!!!!!
頭が整理される!!!!!
先生ありがとうございます!!!!!!!

こう、わたしの脳はどっちかというと右脳派だと思っていて、感覚でやってしまうんですね。なので、短い小説や30分~1時間くらいの脚本はいけるんですが、長編ものは書いたことがなかった。たぶん書き方がわからなくて、手がつけられなかった。
登山でいう、高尾山は登れるけど、エベレストは事前準備なし、策なし、道具なしじゃ登れないのと一緒なのかな、と思いました。
先生のシーン表は、登山でいう、それにあたるのかなと思います。
長編を書いた経験がある方はきっとみなさん何かそれぞれ道具があるのかもしれませんね。
それを知れたことにも感謝ですし、シーン表を使ってお話考えるの楽しいな〜って、前より書くことが楽になり楽しくなった気がします。

先生も今ファンタジー小説「紫に還る」で創作大賞に参加しておられるようです。紫の植物を巡る、竜と戦う正統派のファンタジー。

このシーン表を使って、引き続き楽しんで書いていこうと思います。
こちらも「創作」がテーマの女子高生ふたりの青春恋愛小説です。
よっしゃ頑張るぞ。



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