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香水を積む

実を言うと昔から香水が好き。
何がどう好きかなんて言い表せないけど、
とにかくあるかないかで言ったらある方が良い。
ほんの少し付けると気分が変わります。

つむの好きな香りは専らスパイス系に寄っています。
そもそも当然肌の匂いというものが存在します。
香水はそこを調整するものでもある、というのがつむの認識です。
こう言ってはなんですが、女の肌の匂いは基本的に生臭い。
甘いような匂いがするわけです。
これをお料理よろしくスパイスで肉の臭みを取るが如く調整したいわけですね。
スパイスの香りは脳にキーンッと来るようで内側から熱が入るみたい。
その感覚がとても好きなわけです。
逆に甘いフルーツのような匂いはベタつくようで避けてきました。

だけど、これって不思議だなって。
女性用の香水って花やフルーツ系が多いんですよ。
つむの感覚とは真逆を行く世間の趣味。
一体なんでなのかなと。
クロスグリの入った香水は10〜20代前半頃あたりにすごく好きで昔よく使っていましたが、
その他はそう好みませんでした。
この答えは最近になって判明しました。

どうやらスパイス系って男性の匂いに良く似てるらしいんですね。
果物は女性の匂いに良く似ているらしく。
脳にキーンッときて熱感を感じるっていうのは要するに本能的なものだったりもしたのかぁと。
実際私の好きなゴリゴリのスパイスの匂いって、夫にはあまり受けがよろしくないんですよね。

そこで唐突ですが、誰かにわかってもらいたいがためにつむのお気に入りを紹介します。

Abel - Red Santal(廃盤)
Maison Louis Marie - No.3 レタン ノワール
Baruti - チャイ
Lush - ジンジャー

初めてのスパイス香水はジンジャーでした。
この香水、ジンジャー以外にイランイランやジャスミンと実に女性的で甘い花の香りがするんです。
その甘さをピリッと引き締めるような感じ。
花なんで石鹸ぽい?ような雰囲気です。
やっぱりこちらは冬ですね。
非常に好きでよく付けていました。

物凄く好きだったのはRed Santalです。
こちらは夏によく似合う柑橘が香る軽快さが魅力です。
ベルガモットとペッパーがシャキーン!とした後にサンダルウッドが香ります。
柑橘系の美味しさがいいですね。
爽やか〜
フルボトル買おうと思っていたら廃盤になってしまいました。
なんでだよーいい匂いやんけーなんでー
悔しい限りです。

次に今冬最高に好きだったチャイ。
こちらはもう完全にチャイ〜って感じです!
ミルクとバニラの香りが甘くて、スパイスがしっかり効いているのでチャイを飲んだ時の幸せ感がほこほこっ!と感じられます。
クローブ!クローブが好きなんですよ。
シナモン、クローブ、カルダモン、ジンジャー、ペッパー、お馴染みのチャイの材料が入っています。
つむはチャイが好きすぎてこれらのスパイスを買って適当に混ぜてチャイマサラ作ってほこほこと飲んでたりしました。
深みを増すためか、ローズとムスクなんかも入っています。
これらってバリバリ主張している香水が多いのですが、あくまで「生っぽさ」みたいなのを出すために入っているような控えめさ。
そんな奥ゆかしいところ、好きだよ。
これもフルボトル欲しいなぁと思っています。

一番新しいレタンノワール。
これちょっとチャイに似てるかも?
でもトンカ豆香水が欲しくて買ったんですよね。
杏仁豆腐の香りがすると聞いて!
だけどこれもチャイっぽかったです。
Barutiのチャイよりも気持ちスモーキーな気がするのはタバコフラワーが入っているからですかね?
こちらはアニス、ナツメグ、クローブ、ジンジャーなので、また違うチャイな感じです。
少し大人めかな。オイルなので使いやすい。

そうそう、つむ的には香水よりもオイルが使いやすいんです。
香りが長く、最初のきつさが少ないんですよね。

香水を色々試していると心が躍ります。
人と会う時のための印象の調整に使う方もいらっしゃると思いますが、
好きなものをただ楽しむだけの使い方も良いものです。
付けるだけでもう幸せ!!
常にブラックチャイ飲んでるようなスパイス好きの私にはもう、天国のラインナップです。
スパイス系香水に興味がある方は是非。

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