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11時台は時計の針が重ならない〜西野亮廣から学ぶ

平成30年度の近畿大学卒業式でタレント”キングコング西野亮廣”が卒業生にむけた言葉。今更見てみるが、胸が熱くなる。

時計の長針と短針は1時間ごとに重なるのだが、11時台だけは重ならず、短針が振り切って12時ぴったりに重なり、鐘がなる。

人生に失敗したと思えたことは私にも多々ある。が、今振り返るとその過去があるから、今があるとも言える。まだ20歳前後の頃は、失敗という言葉が好きではなく、”やれること、とりあえずやってみよ”が信条だった。そしてやり続けてみる。するとどうだろう、だんだん物事が上手くなってくる。手先が器用になる(慣れてくる)とでもいうのだろうか。

小学生時代の逆上がりの練習のような感覚。出来るまでやる、みたいな。

いつからか、”失敗”という言葉・イメージがネガティブ満載になり、大抵は社会に出ると、超絶マイナス単語として社会人生活にのしかかる人がいるだろう。

失敗を怖がり、嘘をつく

失敗を怖がり、ヘルプが出せない


西野氏は言う。


『鐘がなる前は報われない時間があるということ』


この”報われない時間”をどのように捉えるかは、その個人個人の環境によって形成された”個”によって違うだろう。だが、大半の意は、ほぼ似たような感じではないだろうか。

失敗 = なんか怖い・嫌だ などだ。

その反応が、行動=仕草に実は無意識レベルで出る場合もある。

爪を噛む、髪の毛を触る、足を動かす、目線がキョロキョロするなど様々だ。それが”重ならない長針と短針”を狂わせる。いつまでたっても重ならない負のスパイラルに入る時もある。それがストレスだ。


ストレスが全くない”無難”な人生はほぼないと個人的には思うが、多少は”難が有る”。”難が有る”から、”有難し”と感じられる。

1時間を1年でも、3年でもと考えてみる。連続してもいいし、断続的でもい。12時間=12年で考えてみた。1年間分は調子悪くても、残りの11年間は比較的好調ではないか。

何くそ!と思って、行動してみれば、

それが”これは上手く行かなかった”と言うことが理解できた”成功”であれば失敗は失敗と言う言葉ではなくなるだろう。

一体、いつから失敗を怖がるようになったのだろうか。

この

11時台は時計の針が重ならない

をもっと早く知っていれば違っただろうか。いや、

今からでも遅くはない。とにかく行動する、そして、重ならない時間が有ることを再認識して進む。


そう感じることができた、腰痛2日目。明日は仕事に行けそうだ。




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