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世界の仕組み

はじめに

世界システムに詳しい存在に語ってもらいました。
言語表現だけだと難しい所があるので、一部は図示しています。
世界の成り立ちについてずっと考えてきた人にとっては一つの答えが得られるかもしれません。
目安として30歳以上の、形而上的な思考にある程度自信がある人におすすめします。
また一部私の表現力が追いついておらずに理解し辛いところもあるかと思いますが、フィーリングでなんとなく理解していただけると幸いです。

世界の成り立ち

物事とは色々なものの見方が出来る。
観察者の立ち位置によって様々にものの見え方も違えば、たとえ同じ立場に立っていたとしても、どういった価値観で判断するかによってもまたその解釈等は変わってくる。

そんな多様な解釈のできる世界を乱暴に一つにまとめようとしたり、なんでもかんでも皆同じような解釈で行こうとするから混乱してしまう。加えて自分の解釈や理解が他者のそれと同じであると誤解して話を聞いたりすることも多々あるので、もう一般的な会話の上での世界の理解はカオスである。
逆に、人間の科学というものは、ごく限られた立場(同じ様な知識レベルの人間たち)で、広大なこの世界や自然の内限られたものだけを切り分けて切り分けて、理解しようとしたから成功する事ができた。
そういった小さいもの(世界の理解)の積み重ねの結果として、最近では統一理論だとか他の分野と分野をつなぎ合わせて・・・といったように段々とアドバンスになってきた。複雑系という学問もやっと成立するようになってきた。

このように、人々の存在や運命も含めた世界というものを理解したり考えたりするには「ものの見方」というものが大切だ。
そういった話を踏まえた上で、世界というものは考える必要がある。
たとえば人間が世界を捉える上でブラフマンだとかアートマンだとかいうものが言われたりするが、そういったものは元々昔の人間が勝手に定義した概念であって、ブラフマンというような言葉も世界を定義するような事もあれば、神のようなものを指す言葉である事もあるし、人や場合によって捉えるところがコロコロ変わったりするものであり、ブラフマンというのはこういうものですよと説くのも、本当はそもそもあまり正しくない。
そういった「用語」の定義は人間が勝手に決めているものだから、その定義を見ろと言うのが本来一番無難だ。

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