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がんばらない自分の世界を持とう【音声と文章】

山田ゆり
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つい先月までは仕事がとても忙しかった。
連日、夜9時、10時まで残業し、休日出勤もした。
連続勤務が続き、なんでこんなに忙しい思いをしなければいけないのだろうか。
もっと気楽にのんびり過ごしたいという思いばかりだった。


休みたい。
目覚ましを掛けずに眠りにつきたい。

そんなことばかり考えていた。
間にあわないかもしれないこの状況は年を追うごとに悪化している。

好きだと思っていた仕事が嫌になっていた。



そして

間にあわないかもしれない仕事を今年も無理をして間に合わせた。


ギリギリ間に合わせた。
息を吸うのを忘れるくらい緊張の毎日だった。



壁のカレンダーが1枚はがされた。
月初めはそれでもまだ先月の残務処理が残っていた。
そして、「今はできない。とりあえず寄せておこう」と思っていた仕事を
一つずつ、忍耐強く片付けていった。


そして二週間が経った今。
やっと、心に余裕が出てきた。
今日一日、そんなに頑張らなくても回っていく感覚が戻ってきた。



「仕事人間」「時代遅れの人」と思われるかもしれないが
私は事務の仕事が好き。特に年末調整・決算・確定申告は血沸き肉躍る。

その大好きな決算も、自分に伝票が回ってくる日がどんどん遅くなり、決算を楽しむ暇もなくなり、ただただ、期日までに間に合わせるという、ただの作業に成り下がっていた。


「決算がしたい」ではなく「決算をしないといけない」にシフトチェンジしていた。
「~しないといけない」という義務感でする仕事は楽しくない。
それは他人軸だから。
何度も自分軸にしようと試みるが、とにかく間に合わせるのが先ということで、全てが「とりあえず思考」になっていたと思う。




脳内にやっと空間ができた。
ぎゅうぎゅう詰めの満員電車から、乗客数人が文庫本を広げながら席に座っている風景に変わってきた。


「あぁ、なんか今日は気が乗らないな。今日は特に急ぎの要件がないから、のんびり過ごそう。」
気分が乗らない日は、適当に過ごしてみた。
真面目な私には稀な発想。
そんなことしたらバチが当たるかもしれない。


でも、悪いことは何も起こらなかった。
かえって、のんびりしたことでやる気が湧いてきた。


そして気が付いた。
「やらされ感」たっぷりでしていた決算は、実はやっぱり大好きな仕事だと気付いた。


これまでの「やらなければ」「やるべき」のスイッチから、「やりたい」のスイッチに変わってきた。



何もやりたくないという時は、思い切ってのんびりしてみよう。



がんばらない自分の世界を持とう。

すると、自分の好きなことが見えてくる。








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がんばらない自分の世界を持とう

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