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否定命令【音声と文章】

山田ゆり
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1483日目。
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どちらでも短時間で楽しめます。





おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
否定命令
をお伝えいたします。


あの人のようには絶対なりたくない。
あんな風にはなりたくない。


そう思うと
「あの人のよう」はこんな人
「あんな風」はこういうことと
頭の中でずっとイメージしている。



脳はイメージしている通りになる。



例えば
「真っ赤な苺をイメージしないでください」といわれると、
脳内は真っ赤な苺をくっきりイメージしてしまう。

青空に浮かぶ雲をイメージしないでくださいと言われると
それをイメージしてしまう。
心理学でこれを「否定命令」という。

潜在意識は「~してはいけない」という否定文を理解できない。
脳は有能に見えて実は単細胞なのである。





良い例が私の実の父親だ。

父はお酒が好きな人だった。
そして自分のからだを思うように動かせなくなるほどお酒を飲む人だった。

例えばご近所で冠婚葬祭があり食事に呼ばれて父が出かける。

深夜近くになりそのお宅から父を迎えに来てほしいと電話が入る。

当時、両親は車の運転免許は持っていなかったから
母と小学生の私たちはリヤカーを引いてそのお宅に向かった。



そのお宅の玄関には歩けないほど酔っぱらった父が壁にもたれてぐったりとして座っていた。
失禁もしていた。

母はそのお宅の方や集まっている皆さんに謝り、数人が手伝いをしてくださり父をリヤカーに乗せる。


ファスナーが開きっぱなしでズボンが濡れている父の姿は、
小学生の私達でも直視できないほどはずかしいものだった。



リヤカーにボロ雑巾のように寝ている父を見て、
「こんな人にはなりたくない」
「父のような深酒をするような人とは絶対結婚しない」


伏し目がちにリヤカーの後ろを歩く私は毎回強く心に誓っていた。




だから私はお酒を飲まない。
お酒を飲んで人が変わるところを見たくないし、見せたくもないから。


やがて私は縁あって夫と結婚した。
お付き合いをしている時は
いつも夫が車を運転していたから一緒にお酒を飲む機会はなかった。


夫にお酒の事を聞いたら「少しは飲む方かもしれない」と言っていた。


「少し」と言う言葉は曖昧である。

結婚初日でその「少し」の程度が分かった。

夫は私の母が差し出した一升瓶の日本酒を2日で飲み干した。

母は一升あれば一週間くらいは持つだろうと思って差し出したのに、
翌日には空になった瓶を見て呆れていた。


あぁ、私は父のように深酒な人と結婚したくないと思っていたのにそうなってしまった。

なりたくないことをイメージすると
そうなってしまうからなりたいことを想像しよう。







今回は
否定命令
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。



◆◆ アファメーション ◆◆
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大きな愛で包まれています

失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています

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