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この気持ちに名前をつけるなら

予期せぬハプニングはあったものの、事前に気づくことが出来て及第点で現場を終えた。
今日こそは呼び戻される訳にはいかなかった。
そんな今日の感情に敢えて名前をつけるなら何なのか。今日はそんな話。

ある日私は恋をした

5年間の片思いをしていました。
案外一途だと思います。
相手がひとりじゃないわけですが、
敬愛と名のつく恋であれば許されるのでは無いでしょうか。
彼等の背中に、経験から滲む自信に、それらが現れたご案内ひとつひとつに恋をしました。
一目惚れで始まったこの恋はいつからか追いかける恋に変わりました。
届かない背中を眺める日々が苦しくそれでいて嬉しく、片想いは楽しかったです。
この“片想い"は昨年突然終わりを迎えました。
あの日の晩酌はいつもより塩味が強かった。

塩味は懐かしさへ

一年ぶりの再会です。
彼等の送別会で悔しさのあまり泣き崩れた過去の私を一年越しに揶揄う彼等がそこにいました。
嬉しかった、自然と口角が上がりました。
照れくささが桁違いでまともに顔が見れませんでした。
右斜め前と左隣にかつての恩師がいました。
夢じゃないよねと本当に頬をつねりました。
夢じゃなかったです。
二度と逢えないかもしれない人が間違いなくそこにいました。
嬉しい以外の何物でもなかった。

この先を見据えて

先日Twitterのスペース機能を利用して社外の方に相談をしました。
バーチャル兄貴と称された方を中心に、人生の先輩方がとても親身に耳を傾けて下さいました。
その上で“もう少し頑張りたい”が出てくる。
ここからどう変わるのか、変えていけるのか。
希望を持ちたいのだ。
私を育ててくれたこの場所に。
追いかけたい背中に「ちょっと待って」と思うくらいには此処を好きになってしまったのだ。(2022/08/29 )

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