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「文章に命を吹き込む」3つのコツ


文章を書くとき、知識やテクニック以上に大切なものがあると感じています。

それは、なにかというと「気」。「気」とは、言わずと知れた「気持ち」のこと。

「なんだ、メンタルの話か」と流してしまわないでくださいね(笑)長い間、文章を書いたり、人の書いた文章を読む仕事をしてきた私の実感です。

もちろん、人によって「気」の影響力のパーセンテージは違います。

というか、なるべく「気」の影響力を受けないようにコントロールする力をつけるのが「書くプロ」であり、「書く」ことを習慣化するための秘訣でもあります。


「気」をコントロールする力が弱いと、

・後ろ向きの気持ちのときは、マイナス思考の文章に
・前向きの気持ちのときは、ポジティブで弾むような文章に

と振れ幅が出てしまうもの。

そして、ここが重要なのですが、

・楽しい気持ちで書かかれている文章は、読んでいる人も楽しくなる
・気が乗らず義務のごとく書いている文章は、読んでいる人もつまらない

という現象が起こるのです。

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日々、発信のために文章を書いているなら、喉から手が出るほど欲しい「人の心を惹きつけ、動かす文章表現」。

そのためのノウハウは、もちろんあります。

ですが、いくらノウハウを学んだところで、この「気」の力を知って、上手に扱うことができなければ、ノウハウの威力を120%使いこなすことなどできないのです。

「気」のコントロールに必要なことは、下記の3つ。

(1)体調管理
(2)文章を書くことを好きになる
(3)時間を味方につける


詳しく解説していきますね。


しろつめくさ


(1)体調管理

最高のパフォーマンスを発揮するためには、しっかり寝て、頭の中がクリアで身体が軽やかであることが何よりも大切と考えます。

体にいいものを食べて、細胞自体がイキイキしていることも大事。

日々、丁寧に、自分を大切に扱って生きることこそ「体調管理」の極意と
考えています。

「ネタ」から文章を練り上げる際に、頭に汗をかく頭脳労働。パソコンに向かって集中して文章を打ち込んでいく時の肉体労働。


この2種類の「労働」をリズミカルに、滞りなく進めていくのに不可欠なのが「集中力」です。

「集中力」は「気」がギュッと凝縮した状態。

「気」が充実していないと、「集中力」が発揮できず、文章に覇気がなくなってしまうのです。

(2)文章を書くことを好きになる

「好き」な人のそばにいると世界が輝くし、好きなもの手にすると、意味もなく笑顔がこぼれ、好きな場所に身を置くと、心がのびのびします。

「好き」という感情は、何にも勝る「気」を充実させるポイント。

「書くことを好きになる」には、

・「好きなこと(もの・人)」について書く
・お気に入りの場所で書くor書く場所の居心地を良くする
・感想を言ってくれる人を持つ

などが有効です。

テクニックとかノウハウは、ひとまず脇に置いておいて、まずは「書くことが好き」と言えるかどうか自分に質問してみましょう。

ただ……正直なところ、私も二つ返事で「好き!」とは言えません。

大変な時もあるし、辛い時もあるけれど、

「思うように書けた時の自分と、その時得られる達成感が好き」

とは答えることができます。

こういう時の文章は「良い気」を満たしているんですね。

「ブログの更新がつらい・・・」
「思うように書けない」

そういう方は、文章術より先に、まずは肩の力を抜いて書くことを
楽しみ、好きになる工夫をしてみて下さい。

うまく書けるかどうか、を学ぶのはそれからでも遅くはありません!

というか、好きになってから学んだほうが、確実に実力をアップできます。

(3)時間を味方につける

これは、ここ数年気づいたこと。

朝型・昼型・夕型・夜型。

人によって、得意な時間帯は違います。

得意な時間帯とは、もっとも「気」が充実する時間帯でもあります。

ここに、あなたにとって大切な「書く時間」をぶつけるのです。

得意な時間帯は、年齢や環境によっても変わってくるように思います。

私は、第二子が生まれる30代半ばくらいまでは昼間や夜に、筆がスムーズに乗っていました。

ですが、2児の母のとなり、40代を迎える頃からは、夜はめっきり使い物にならなくなりました。

その代わり、朝型にシフト。そして夕方にもう一山来るという感じです。

ただ、筆が乗りやすい時間帯が必ずしも良い発想が生まれる時間帯とは
限らないのが難しいところ。

この2つは、使う「力」も違います。

「発想する時間」と「書く時間」は分けたほうが、それぞれに高いパフォーマンスを発揮でき、作業の効率化もはかれるというのが私の実感です。

一般的には、起床から13時間までで「脳の電池」は切れると言われています。

6時に起きる人なら、午後7時以降はクールダウンの時間帯というわけですね。

13時間の間にも、充電が切れそうなタイミングがあるかもしれません。

そのときは短時間の昼寝をすると「気」が回復します。15分程度、目を瞑って、脳を休めるだけでも違いますよ。

時計

目に見えない、とらえどころのない「気」ではありますが、以上3つのコツを知って、上手に「気」をコントロールし、なるべく「いい気分」「上機嫌」を「常態」にすると、文章の質が上がってきます。

文章にあなたのパワーを込めて、読む人を魅了し、書くこと自体も楽しんで下さいね。









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