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#20 季節のたしなみ
漢字で「梅の雨」とかくこの季節。
5-6月にかけて訪れるこの季節は、長雨が降る期間でもあり、同時に梅の実がなる頃合いでもある。
昔から各家庭では、梅酒や梅干しを作る、「梅しごと」の時期。
旅先で飲んだ青梅をつかった梅酒のおいしさの記憶も手伝って、わたしたちもこの梅しごととやらに挑戦することにした。
(予約投稿してるので、季節外れになりますがご容赦を。笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1718777837692-9sQVYDZkTt.png?width=1200)
6月中旬。
山形にも旬を迎えた青梅がならぶ。
2キロ購入し、ホワイトリカーや日本酒、氷砂糖なんかも買ってくる。
そのままお酒でつけて終わりかとおもいきや、最初にまず梅の下ごしらえが必要だった。
ざあっと水で汚れを落とし、楊枝で梅のヘタをとる。
月猫の大嫌いな地道な作業だったが、意外と楽しくできた。
というのも、ヘタをくりぬくたびに、ふわりと梅の爽やかな香りがするのだ。
ううん、なかなか癖になりますな。
その後、ダイソーで買ってきた瓶に、梅と氷砂糖を交互に積み上げて。
せっかくなので二種類作ってみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718777862226-Hr9YKSsulJ.png?width=1200)
ひとつは日本酒梅酒。
もうひとつはウイスキー梅酒。
なんで氷砂糖を使うんだろう?
という純粋な疑問から調べてみたら、普通の砂糖だと浸透が早すぎて、梅がしわしわになっちゃうらしい。
ゆっくり時間をかけて浸透させるために。
梅酒作りでは必ず氷砂糖を使用するそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1718777891886-xT99aazkhy.png?width=1200)
はじめての「梅しごと」。
日本の季節を楽しむイベントを、実際に体験できた。
こういうのも、いなか暮らしの醍醐味のように感じる。
梅酒なんて、お店にいけばいくらでも買える。
けど、自分で作るというのは、単にお酒を飲む以上の価値がある。
三年寝かすと芳醇な香りが楽しめるという。
わたしは果たして、三年もおあずけできるのだろうか。笑
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