上限を越えたストレスは、ステルス機みたいに全身を駆け巡る。蝕まれたことに気付いても、酸化して黒くなった歯みたいに処置の施しようがない。それに画面の割れたスマホみたいなズタボロの心では、脱却のヒントすらも見逃してしまう。亀裂ばかりの歪んだ景色の先、鮮やかな景色は待っているだろうか。 5 朝比奈ケイスケ 2019年2月11日 21:55 140字小説27 #小説 #創作 #ストレス #物語 #不安 #期待 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート