上限を越えたストレスは、ステルス機みたいに全身を駆け巡る。蝕まれたことに気付いても、酸化して黒くなった歯みたいに処置の施しようがない。それに画面の割れたスマホみたいなズタボロの心では、脱却のヒントすらも見逃してしまう。亀裂ばかりの歪んだ景色の先、鮮やかな景色は待っているだろうか。

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