【つながる旅行記#125】まだまだ余裕な富士登山(登山口→七合目)
前回は富士山五合目で高度順応をした。
富士登山初心者はこれくらい念入りにやったほうが良いのだ。
では早速歩いて行こう。
といっても、まずはめっちゃ整備された道を歩いて行く。
横を向くだけで雲海が広がっている。
……天国かな?
少し歩くと、まさかの森の中に入るようだ。
植物を楽しむ要素もあるのか……?
森ゾーンは一瞬で終わった。
チラッと上の方を見てみる。
はるか上に山小屋が見える。
この山梨県側の富士吉田ルートは山小屋も多く、一番初心者にやさしいルートだと聞いている。
疲れたら山小屋で休みつつ、無理せずにいこう。
スタート地点から40分ほどかけて、六合目に到着。
まだ全然きつい感じはしない。
正直ここまでなら五合目のお土産を買って帰るだけのような人でも歩いてこれるかもしれない。
だが登山という意味ではここからが本番だ。
しかしすごい景色だなホントに……。
頂上の方を見ると、延々つづら折りが続いている。
でも先が見えていると、なんだか意外と行ける気がしてきた。
たしかコースタイムでは富士山の頂上までは6時間くらいだっただろうか?
あ、ちなみに今日は頂上まで行って、お鉢めぐりをして、下まで降りてくるという工程になる予定だ。
・・・
(大丈夫か……?)
さて、延々整備された道を歩いてきたが、なんだか突然荒々しい岩場が出現した。
だがヤマノススメで予習済みな自分は、もちろん手袋も持っている。
こういう岩場は素直に手を使うと良い感じなのだ。
そういえば装備の話をしていなかったが、登山用ザックに登山靴にストックも使用しつつ、帽子も被っている。
自分は形から入るタイプなので道具は完璧だ。
まさかのハイドレーションまで買ってあるので、水が欲しくなったらコードをちょっと口に咥えるだけで水分補給が出来る。
(ぶっちゃけ普通にペットボトルで飲めばいいと思う)
そんなこんなで七合目の「日の出館」に到着。
時刻は8時。
山とは思えない素晴らしい品揃えだ。(めっちゃ高いが)
これが富士山の有料トイレ。
一回200円。
もちろん小銭もたっぷり持ってきている。
いざとなったら惜しみなく使おう。
そして10分ほどで「トモエ館」に到着。
これは確かに山小屋が多めかもしれない。
ベンチが空いていたのでちょっと休んでいこう。
そういえば、登山口でとあるものを渡されていた。
なにやらGPSロガーで登山者の動きを調査しているらしいのだ。
さほど重いものでもないし、せっかくなので協力することにした。
どの地点で休む人が多いのか等のデータもわかるだろうし、集まったら面白いものが見えてきそうではある。
下に降りたらしっかり返却するのを忘れないようにしないとだ。
さあ、まだまだ先は長いが、日頃歩いていたおかげか足は全然問題ない。
天気も今のところは崩れそうにないし、このまま順調にいけば良いのだが。
そんなところで次回へ続く……!
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