〜ノスタルジック葛西?巡り〜【ディズニー&OKストア】
前回から引き続き、思い出巡りは続く。
目指すはディズニーランド方面。
そして「ノスタルジック葛西」とかいうタイトルを付けておいてあれだが、この舞浜大橋を渡ったら葛西じゃないどころか千葉県浦安市である。
というわけで東京ディズニーリゾートへ到着。
この中は自分にとって未知のエリアだ。
とはいえ一応、はるか昔に修学旅行で来たことはある。
でも当時は写真を撮るという概念をあまり意識していなかったし、「写ルンです」には厳しい枚数制限があったので、気軽にパシャパシャ撮影することなど無理だった。
なので、その頃の思い出は忘却の彼方―――
ああ、なんてもったいない……!
しかしあらためて見るとやはり巨大なテーマパークだ。
ディズニーランド関連を合わせたら、葛西臨海公園を越える広さを誇っている。
うーん……なんだか今のディズニーランドを体験してみたいという気持ちが湧き上がって来た。
しかしそれと同時に、「親世代の感覚で言えば、自分は子供を連れてここに来ててもおかしくない年齢なんだよなぁ……」という考えが浮かんでくる。
……うっわ、こういう思考やめよう。
ノスタルジックじゃなくてメランコリーになるわ。
わざわざ時間かけて来たのに鬱になるのはよろしくない。
……こんなときは外部からエネルギーを貰いたくなる。
そしてまさにうってつけのものがこの先の浦安市運動公園にあるのだ。
おお……!!
この造形を見れば一目瞭然。
これは自分の敬愛する岡本太郎の作品、『躍動の門』だ。
「老いも若きも全ての生命は躍動しろ!!」という、岡本太郎の気合いが詰まった作品らしい。
エネルギーを感じる。(気がする)
そして更に奥に入っていくと、もう一つ作品がある。
こちらは『五大陸』。
ユーラシア、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オーストラリアの5つの大陸を模したモニュメントで、1964年の東京オリンピックで訪れた人々を歓迎する意図があったらしい。
1964年の東京オリンピックでは、岡本太郎が参加メダル(参加した全選手やチームに配られるメダル)のデザインをしていた。
前回はつい最近のオリンピックの施設を見に行ったが、今回は更に大昔のオリンピックに関わりがある場所に来ているわけだ。
それではディズニーランドの周囲をぐるぐるし始めるとしよう。
記事の最初の方でなんとなく周囲の距離を測ったが、普通に5kmくらいあったのを見ると、当時も結構な運動になっていたのかも知れない。
空は開けて、海も広がり、横を向いたら夢の国……。
素晴らしいサイクリングコースだ。
ディズニーランドにある山の造形もなかなかすごい。
思わずじっくり見てしまう。
そしてなんだかどっかで見たような遺跡も見えた。
こんなアトラクションもあるのか……。
そして現在建設中のアトラクションらしきものも見えた。
謎の山と巨大な氷塊のような物体。
調べてみると、山はピーターパンエリアで、氷塊はアナと雪の女王エリアのようだ。
ディズニーランドもどんどん変化しているらしい。
それでは、葛西方面に戻ろう。
ちょっと食料を補充することにした。
訪れたのはOKストア。
自分の中で、田舎よりも都会のほうがエンゲル係数は低いんじゃないか?と思ったきっかけのスーパーである。
久々のOKストアだったが、まさか300円以下の弁当が未だに存在していたとは思わなかった。そしてやはりあらゆるものが安い。
自分の今住んでいる地域にOKストアがないことが悲しすぎてならない。
さて、買い物も終わったしホテルに行こう。
ということでホテルに到着。
正直なところカプセルホテルで済ませることを選べばもっと早く葛西に来れたのだが、今回はちゃんとした部屋にしたかったのだ。
やはりカプセルホテルはあくまで簡易な宿泊施設。
ちゃんと体を休めるならこういう普通のホテルが良い。
なんとまさかの電子レンジが置いてあった。
部屋にレンジがないホテルはかなり多いのでちょっと感動。
さっき買ったいきなり団子も温めて食べられそうである。
さあ、汗を流して……寝よう。
実はめちゃくちゃ頭が痛い。
都会の人混みで頭痛を発症する自分だが、今回は普通に睡眠不足だと思う。
そこに急な運動が加わってこんな事になったのだろう。
とはいえ葛西は大体巡ることができた。
これで10年は葛西でのノスタルジックを味わう必要はなくなったはず。
ノスタルジック旅行の目的は果たした。
明日のために、今日はもう体を休めよう……。
次回、大都会編へ続く…!
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