見出し画像

音楽ってすごい。色んな意味で。

AmazonMusic Unlimitedに加入して数日が経った。

あらためて思う。音楽の力を。

落ち込んでいても、良い感じの曲を聴くと気分が高揚してくる気がする。

世間では「音楽でクリエイティビティがアップ!!」とかいう話もある。


……あぁすごい!

今も頭の中でリピート再生が止まらない!!

そう、止まらない。



シャワーを浴びているときの、ふとしたひらめき
自分にとってこれは重要な事柄だった。

しかし音楽サブスクに入ってからは、頭の中には常に音楽が流れている。

当然そうなるとアイデアなど浮かばない。

これって……

”音楽はひらめきを妨害する”ということ……?


思えば自分は長いこと音楽とは縁遠い生活をしていた。

外出時に聴くのはポッドキャストだ。
聴いている番組が多いので、音楽の出番がなかったのもある。

そしてポッドキャストは脳内でリピート再生されることはない。
(会話だからだろうか?)

音楽無しのポッドキャストに偏った生活環境にしていたことで、
シャワー時のひらめきを増やせていた可能性がある……?


もちろん自分だって一切の音楽を聞いていないわけではない。
毎日どこかでなにかしら聞いているものだ。
例えばアニメのOPや挿入歌だって音楽なのだから。

しかし今回はちょっとばかり音楽を聴きすぎたのかもしれない。

だってサブスクに入ったから。
いっぱい聴かないと損だと思ったから。

その結果がこの鳴り止まない脳内BGMだ。
すっかり「はるまきごはん」に支配されている。

それほどまでに中毒性があるということなのか、
それとも久々に音楽を大量に浴びたから体が過剰に反応しているのか。

とにかくこれはまずい。


……ふと、原始仏教の戒律を思い出す。

『仏教第2版』を読んだとき、出家信者の戒律の多さに衝撃を受けたものだが、その中に「音楽と演劇の禁止」があった。

「そんなものまで禁止しなくてもさぁ……」と思っていたが、これはもしや脳内エンドレスリピート再生を防ぐためだったのかも……?

あらゆる娯楽を楽しみ、そしてあらゆる修行をしたのが仏陀だ。

頭の中で常にBGMが鳴っていては駄目だと、気付いていないほうがおかしい。
そして気付いていたからこそ、戒律で禁止したのだ。


なんだか音楽がヤバいものみたいな話になってきたが、
当然音楽には良い面もある。

最初に言ったように、気分を高揚させたりする効果は相当なものだ。
ものによっては涙を流して感動させることだって可能。

泣くことはストレスを解消する心のデトックスなんて話もある。
(もはや『デトックス』という単語には詐欺のイメージしかないが)

音楽は確実に有用なものだ。

しかし、こと「ひらめき」に関しては、音楽が裏目に出る可能性があるんじゃないかという疑念が自分には生まれてしまった。

さらっとネットの上澄みを調べた感じでは、「勉強中に音楽は効果アリ☆」なんて記事がヒットするが、本当だろうか?
自分には脳内のメモリを余計に専有されているとしか思えない。

「若いとメモリが多いから問題がない」なんて可能性もあるのだろうか?
自分は昔ろくに勉強した経験がないので比較のしようがないが……。


ポモドーロタイマーアプリではホワイトノイズを流す機能がついていたりするので、無音よりはなにか音があったほうが良い可能性はある。

しかしそういうものはともかく、歌唱付きの音楽は刺激が強すぎるのかもしれない。
現に今の自分は、脳内の6割を常に音楽に使われている気がしている。


ということで、なんだか明確に生活に変化が起きた。

音楽は良い。
しかしかなりメモリを食う可能性がある。
ちょっと利用方法は検討の余地があるかもしれない。

やっぱり経験してみるものだ。
こうやって新しい記事を書くきっかけになったのだから。

音楽サブスクとどう付き合っていくのか、しっかり考えたいと思う。

サポートには感謝のコメントをお返しします!