インバウンドで近道が使えなくなったという衝撃
世間とあまり関わりのない生活をしていたためか、インバウンド熱をさほど感じていなかった自分。
しかしどうにもこれは本格的に凄いようだ。
なにせ観光地でもないしホテルが多いわけでもないうちの地域ですら、外国人観光客を見ない日がないのだから。
……まあそれ自体はとてもいいと思う。
経済的に潤ってそうだし。
でもまさか、自分の通ってた道が使えなくなるとは思わなかったよね……
そう、現在自分の使っていた道が実質使えなくなっている。
外国人観光客がその道に集まりまくりだから。
ではその集まっている理由は何かといえば……
『とても眺めが良いから』
「そ、それだけ……?」と思ってしまうが、本当にそれだけだ。
その道は駅からのアクセスも全然よくないし、周りに何か観光地があるわけでもない。
しかし眺めが良いというただそれだけで外国人観光客が20人30人と集まるのが常態化しており、ポーズを取って撮影する順番待ちが出来ている。(人数は盛ったかもしれない)
……いや、こんな書き方をするとまるで外国人が悪いかのようだが、これを主導しているのはどうも市の広報らしいのだ。
「ここめっちゃいい景色なんで写真撮ってね^^」と観光案内で宣伝しているとのこと。(周りになにもないのに)
いやもう便利な道として愛用していた自分としては何してくれとんねんという感じなのだが、かといって別に外国人観光客が傍若無人に道を占領しているというわけではないのだ。
彼らは地域住民が通ろうと思えば、普通に道だって譲ってくれる。
(「撮影したいんだからはよ行けや」くらいは思っているかもしれないけど)
だが通ろうと思えば通れるとはいえ、そんな大量に人が集まって撮影待ちされてる中を通りたいか?という話なのだ。
気分的にも急かされるし。
だから自然と、その便利で綺麗な道は通らなくなったよね……
まあ確かに前から眺めは良いと思っていたし、自分もよく写真を撮っていたくらいだから、いつかはこうなる運命だったのかもしれない。
さようなら快適な道……。
そんなわけで、自分もすっかりインバウンドの凄さを感じたのだった。
なんでうちの地域なんて観光しているのかは本当に謎だが、海外の人が感じている日本の魅力は日本人には理解しがたいところがあるものだ。
しかしうちの地域ですらこれなら、かつて2016年に行った時ですら10人以上の外国人が居た鎌倉にあるスラムダンクの聖地なんて、今や100人規模になっていそうだ。
東京ではビジネスホテルの値段が高騰して泊まれたもんじゃないという話も出てきているし、世の中が様変わりしているのを感じる。
なんだかこのままだと資金面で今年も全然旅行をしないまま終わりそうな気配。
ま、まあ自分には過去の旅行写真があるから!!
今はその旅行記を書いていけばいいか……。
※(トップ画像は全然関係ないけどいつか行きたい角島大橋です)
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