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学びが生かされてない例に出会う【コーヒー】

コーヒー探求の日々によって、半年前とは比較にならないコーヒー人間になった自分。

まさか1Lパックのコーヒーから卒業し、自分で豆を挽いてドリップするようになるなんて想像もしなかった。

そしてパックコーヒーの頃はお腹壊しまくりだったのだが、ドリップに切り替えてからは全然お腹を壊さなくなった。最高!!(金はかかる)


そんな自分の今の環境はこんな感じである。

・コーヒーは豆で買って、冷凍する。

・冷凍庫から取り出す際は、3杯分(60g)を一度に出す。
(20g×3に小分けする)


・飲みたくなったらそれを使ってドリップ。

こうすることでカフェイン摂取の量も3杯分に確定させることができ、冷凍庫から取り出す回数も減らして、コーヒー豆の劣化も抑えられるというわけだ。

厚生労働省は「健康な成人は3杯まで」と言っているし、これを守っていればコーヒーのメリットだけ享受できると信じている。


で、上の画像が冷凍庫からまとめて出した豆の保存方法である。

20gづつ分けてあるので、これをそのままミルに入れて挽くだけでいい。
そしてこのカップがミルに豆を入れやすいベストなサイズなのが最高。

コップにはシリコンのカバーもしてあるし、空気もシャットアウト

これで酸化対策も完璧……………


……あれ?

そういえば最近シリコンについて知識を得ていたような……?

そう、自分が使用していたボダムのダブルウォールグラスが割れた際に、ついでだからとシリコンについて調べたのだ。


ボダムは二重構造の気圧調整にシリコン素材を用いている。

シリコンは一見空気を通さないように見えて、酸素を通すのだ。


酸素を……通す……?


アウトでは?



この保存方法はかなり前からやっていたので、それ故にシリコン知識を得た後も疑問を抱かず、改善しようとも思わなかったのだろう。

「なにも疑問を抱かずに伝統だからと続けてしまうのはどうなんだろう」と考えることがある自分だが、見事にそれと同じことをやっていたとは……

知識を学んでも、それを適切に活用できるかは人による。
自分は駄目だったらしい。


そういえば、これ普通に光の影響も受ける保存方法では?

過去の自分には、学んだことを100%活かしてほしかったな……(他人事)

というかシリコン以前に、このカップも通気性あるんじゃないか?

そう思って調べてみると、PET樹脂で作られたこのカップの気体の透過度は低そうなので問題なさそうだ。

思えばちゃんと空気を通さないからこそ、炭酸飲料とかにも使われているのか。

なお水素は平気で通す。

過去に水素関連について調べた事があったが、とにかく水素は管理が大変で輸送タンクもかなりの厳重さが必要だと書いてあった。

そして、そんなすごいタンクも水素で劣化してしまうという。
(水素脆化と水素侵食)

水素バスをこの前東京で見かけたが、あれも大変な工程を経て実現しているんだなと思うと、見る目が変わりそうだ。



さて、なんだか話が逸れ始めたのでこれくらいにしよう。

これから保存容器をどうするのか。
悩ましいところだ。


せっかくの豆を無駄にしたくはない。

光を防ぎ、酸素を防ぎ、できれば小さい容器が欲しいところ。


これはミニサイズのコーヒーキャニスターを探す旅が始まるのか……?


相変わらずコーヒーは沼すぎる……!!


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