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刀剣乱舞で鬱を乗り越えている

ミュージカルでもステージでもアニメでも映画でもありません。
原作・刀剣乱舞。ゲームのほうです。
こんにちは。

……なんかこの話、何度か書きましたかね?
書いたような気がしてきました。
でもまた書きますね! 刀剣乱舞はいいぞ。


鬱持ち社会人にとって何もない土日っていうのは時に、特段心身は休まらないまま虚無のうちに過ぎ去ってしまうものです。
午前:ぼんやりと無を過ごす。
午後:時間経過とともに抑鬱がひどくなる。
みたいな配分。
何もやる気が起きないからといってベッドに転がっていると片頭痛が起き、仕方なく起き上がっていてもぐんにゃりと背を丸めたままPCでSNSをスクロールし続けるだけ。たまに虚無や抑鬱に耐えられなくなって必死の形相で筋トレしてみたりしても、溜まりに溜まった家事には手をつけられない。

そんな土日のなんと多いことでしょう。
癒してくれるのは、気を紛らわせてくれるのは、わたしを救ってくれるのはなんだ。
こういうときニコニコ動画もお気に入りでした。好きなものを繰り返し見て、「知っている情報をなぞる」という安心感を得ていました。
でも今ニコ動さん大変なことになっているので、試しにYouTubeで癒し音楽なんか流してみたけれどなんの気も紛れません。
そういうときの読書は苦痛なだけ。情報が頭に入ってこないからです。
SNSはスクロールし続けているとなんか段々と病んでくるから用法用量に注意が必要。


そこで登場するのが刀剣乱舞pocket!(ダイマ)


PCのブラウザでSNSやnoteを流し読みしながら、手元ではスマホでとうらぶを周回するのです。今ちょうど夏の連隊戦が開催されているので、そこで延々と極刀剣のレベリングをしています。
つい先日、薬研藤四郎【極】がカンストしました。やったー。
とうらぶ、始めたばっかりのころは「キャラはいいけどゲームとしてはあんま面白くないな」って思ってたんです。失礼なことに。
でも今は、いわゆるクリックゲー(基本ブラウザゲームなので)のポチポチ感、単純なゆるい操作感がわたしにとっての救いなのです。
単純作業万歳。
推しを育てるのは楽しいし、なんなら箱推しなので誰を育てていても楽しいし、一日単位の任務も設定されていて程よいやりがいがあるし、虚無りがちな気を紛らわせるのに程よいのです。
読書ほどには頭を使わないのもちょうどいい。
ほかのソシャゲのように装備を細かく考えたり、ストーリー性があって情報が多かったり、やることがいっぱいあったりしなくて、本当に自分のペースでぼちぼち進んでいくのがいい。

本当に起きてから寝るまで一日中やっています。

それはそれでヤバくない?って思われるかもしれないんですけど、病院で先生に相談したら「とにかく鬱と不安感から逃れられているならそれもまたよし」と言われたので大丈夫です。

もちろん時にはミュージカルのDVDを観たりするんですけど、やっぱり人の声が苦手なわたしは推しの声であっても辛いときがあります。見たいのに見ていられないというか。
人の喋る声が気になって逆に神経をすり減らすときも。
とうらぶゲームにもボイスはついていますが、戦闘ボイスなど同じものを繰り返し聞くだけなのであまり気になりません。ニコ動で同じ動画を繰り返し見ているときの感覚と似ています。
知っている情報からしか得られない安心感で虚無と戦っているので、本を読めそうな気分のときも何度も読んだものを読みます。
知っているけど楽しめる。これが大事。
知らない面白さを許容していくのには結構精神力を使います。
でも知っている面白さをなぞっていくのは、心を安定させてくれるんです。


ちなみにもちろんこれを書きながらとうらぶをしています。
動画見てるときも、下手したらひとりでご飯食べてるときもしています。行儀が悪すぎるので人にバレたら怒られるかもしれません。…今自らバラしましたが。
でもほら、食事ってわりと虚無なので…。


虚無しかない土日に何か楽しみを。
せめて心の安定を。
そうして手に入れたのが刀剣乱舞。
鬱と戦う、大事な仲間です。

読んでいただいてありがとうございます。サポートくださったら、それで美味しいものを食べて生きます!