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行きたいところへ行けるように生きる

こんばんは。
書き始めたのが夜だったので夜の挨拶をしていますが投稿するのはたぶん明日の朝です。皆さんおはようございます。


何となく最近、人生って短いのかもしれないと思うようになりました。
果物の旬は一年に一度しか巡ってこないし、梅も桜も一時しか咲かないし、誰しも誕生日は年に一度で、みんな確実に齢を重ねていく。
行きたいお店はいつかなくなるかもしれなくて、お気に入りの商品も気が付くと店頭から消えている。
そして、同じ展示会は二度とない。

見知らぬ方の個展に行ってみようと思っています。
行ったことのない場所へ、ひとりで。

ひとりで行動するのは得意ではありません。知らないお店には入れないし、知らない商業ビルにも入れない。勇気を出して入ってみてもひとりでは上手く楽しめなくて、ぐるりと一周してそわそわと帰るだけ。
そんな自分を変えていきたいのです。
なんせわたしはひとりの身。悠々自適の身です。
それなのに「行ってみたいけど勇気がなくて」なんて言っていたら楽しいことなんて何もできなくなってしまいます。

駅で偶然見つけた展示会のチラシ。それから、動画の広告で流れてきた展示会の告知。
どちらも興味がありました。そして、どちらも終了日が六月半ばでした。
友人とは予定が合いません。家族を誘うのもちょっと気乗りがしない。
ああ、これは「わたしのための」予定だ。
そう思いました。
まず手帳にふたつの個展の会期をきちんと書き込んでみました。そうすると、否が応でも「その期間に行かなくては二度と見られない」という焦燥感のようなものが生まれます。
気になっていたのに勇気がなくて…なんて言っていられなくなる。
行きたいなら行かなくては!
人生は短いのだから!
そう思って、手帳の土曜日の欄に、「展示会へ行く」としっかり記入しました。行けなかったらバツをつけます。有言実行できたかどうか自分に分かってしまうのが手帳のいいところです。
少しの後悔も、自分の未来へつながると思っているから。

ひとつめの展示へ行くのが今週。
もうひとつが来週です。
家で過ごす何もない土日を愛するわたしが有言実行できるかどうか、思いを馳せながら寝ます。


+ + +


さて、起きました。おはようおはよう。
起きるのが予定より遅くなってしまったけど、「よし、行くか~」という気分です。この感じはわたしにとってだいぶやる気のある感覚。有言実行できそうです。
展示会は逃げないので支度はのんびりやることにしましょう。
ちょっと手間をかけて着物を着るか、それとも洋服でバチバチにキメるか悩んでいます。幸せな悩みです。着物かな。着物にしましょう。派手めの着物に靴下履いてパンプスで行きます。
わーテンション上がる。

朝ごはんを食べ終わりました。
目的地までは大体50分くらいかかるようです。施設が開くのは10時なのでまだ余裕があります(現在8時半)。



休日の一日は余裕をもって過ごしたい。
平日の一日はすごく辛い。
仕事をしている五日間は本当に長く感じる。
それでも気づくとあっという間に一ヶ月、一年と経っている。
先日スーパーに行ったらびわが売っていました。一年のうちこの時期にしか食べられないもの。それが今年も売り場に並んでいる。
今日の帰り、買ってこようと思っています。今年食べなかったら次のびわは来年ですよ、来年! 今年のびわ食べたい! 来年も食べたい!

苦しんで生きても楽しんで生きても同じ短さなら楽しみたいです。
果物は値が張っても旬のものを、気になる展示には行って、ゲームもしたいし本も読みたい。新刊が出るのをいつだって楽しみに待っていたい。
ああ、今日のわたしは調子がいいです。
外出もきっと楽しめることでしょう。

若い人には分からない感覚なのではないかと思います。
わたしも、若いことは人生が短いなんて思ったことはなかった。長くて果てしなくていつまでも続くような気がしていた。
それが、精神を病み齢を取って人生観のようなものが変わってきました。
今、やらなくては。
やりたいことはすべて、「今」やらなくては!
いつかやろうと待っていたら永遠にそのときは来ないかもしれないんだから。


さて、そんなことを書いていたら9時を過ぎました。ちょっとのんびりしすぎましたね。着付けが下手なので着物を着るのは時間がかかりますし、そろそろ支度を始めましょう。
楽しい一日になりますように。

皆さんの一日が、一年が、人生が、楽しくありますように。

読んでいただいてありがとうございます。サポートくださったら、それで美味しいものを食べて生きます!