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紅茶を淹れよう、本を読もう。なんせお休みなのですから。

軽度とはいえ鬱持ち社会人の精神はわりとすぐ死にます。
月初の繁忙期が終わって、異動してきた人とも話せるようになって、そしたらまたプツリと限界がきて先日会社を休みました。
休んじゃったよ~ってXで嘆いたら、
「自由時間だ!寝ても家事をしても本を読んでもいい!」
「有給は労働者の権利です!」
って言ってくれる人たちがいた。すごくありがたいことです。
わたしは休んだ自分を責めがちだから。

じゃあこの自由な1日に何をしようかって考えて、絵を描く気分じゃない、家事も面倒、小説はちょっときつい、寝ていたいけど寝ていたくない(矛盾)……よし、マンガを読もう!と思ったんです。
大好きなマンガ。何度も読み返して、読み返すたびに面白い。ダンジョン飯っていうんですけど。ダイマ。
長編マンガを読むにあたり、やっぱり飲み物が必要だよねって思いました。
おやつも要るよねって。
それで、本当に久しぶりに紅茶を淹れたんです。

うちの小ぶりで可愛いポットには保温機能がなくて、紅茶をティーバッグで何杯か飲みたかったら都度沸かさないといけません。それが案外面倒で、紅茶は大好きで大量に買ってあるのにしばらく飲んでいませんでした。
でもその日は自らの手でもぎ取った休日。
せっかく「マンガを読もう」という積極的な気持ちが湧いたのだから、紅茶も飲みたい。おやつも食べたい。
マグカップにティーバッグを入れ、お湯を沸かして注ぎ、ふたをして5分ほど待つ。
たったこれだけの作業を行えたことが嬉しかったです。
それからマンガを読み切ったことも。
休み休みではあったけど、「やろう」と思ったことをやり切ったのがすごく嬉しかった。達成感って心地がいいですね。



今日は普通の土曜。
なんとなく、有給の日よりやる気がありません。
洗濯機は回したけれど、畳まないといけない服やタオルは山積みのまま。
まあそんな日はそんな日です。休めばいいんです。
筋トレは多めにやったし、有酸素運動もしました。なんなら紅茶も淹れた。
今できることはやっています。
午後になったらまた本棚を眺めることにしましょう。読みたい気持ちになったら手に取って、またお湯を沸かして紅茶を淹れます。今度はミルクティーがいいな。
本を読めなくてもミルクティーは飲みたいな。
ささやかな日常が、ささやかだけど大事な達成感を与えてくれる。硬くなった精神をほぐしてくれる。
そのことに気づけた先日の有給は有意義なものでした。

本が読めなくても、絵が描けたらいいな。
絵が描けなくても、手帳に日記が書けたらいいな。
手書きの日記が書けなくても、このnoteを書いたのだからやりたいことはやれているな。
今日もゆるゆると、精神をほぐしていきます。



お茶を淹れて本を読もう。
何もできなかったら休もう。
眠たくなったら少しだけ寝よう。
なんせ、お休みなのですから!

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