確定申告について

無職になると、年末に年末調整が行われない為、確定申告をする必要があります。

右も左もわからない状態だった為、確定申告の時期より大分前に、税務署に相談に行きました。ネットから相談を予約する事が出来ます。
さて、税務署には初めて行きました。人が多い事にびっくりしました。何やら受付カウンターでは札束を出して機械で枚数を計算していたりして、お金が飛び交っている様でした。これは思っていたお役所の感じとは違います。
さて私ですが、予約したはいいもののどこに行けばよいのかよくわからなかったので、番号札をとって順番をまって窓口の人に聞いてみたところ、ここの窓口ではなく、入口の電話から担当者の部署に内線で連絡をして、担当者を呼び出してほしいとの事でした。
入口にもどると、確かに電話があり、上に部署ごとの内線番号が書いてありました。内線電話から、予約をしている事を伝え、担当者を呼び出しました。

担当の方は、若い女性の方でした。
入口の入って横にある打ち合わせスペースで会話をしました。
最初は、"昨年度の申告をしてなくて、今から昨年度分の申告をする"ように思われていましたが、違う事を伝え、今年度の申告を3月ごろにする時に、どのようにすればよいのか教えてほしい事を伝えました。

表のような物が記載されている冊子をだされ、源泉徴収から、退職金、入っている保険等、どこにどのような数値を入れればよいのか教えてもらいました。また、表に数値を入れたものを作成してくれて、渡してもらえました。
1月~3月にある確定申告は、税務署の他に合同での申請場所(大きなホール)を準備しているとの事で、税務署のHPで時期や場所の案内がされるとの事で、確定申告時期にそこのホールに行って申告をすれば、スタッフが手伝ってくれるとの事でした。
税務署の女性と雑談を少ししましたが、税務署という役所は激務らしく、仕事に追われているそうです。実際に担当してくれた女性は疲れきっているようでした。説明と対応は、他の役所も見習ってほしいほど親切丁寧でした。どこかの警察署は見習ってほしいものです。本当に忙しいという事を言っていました。労働基準局や労働局、警察署、役所では全く思いませんでしたが、税務署では、国家公務員は大変な仕事なんだなと感じました。

確定申告の時期に、合同の申請会場に行って確定申告をしてきました。
申請会場は人であふれています。本当に沢山の人がいました。個人事業主や商売をしている人(青色申告)と、それ以外の人で会場が分かれています。確定申告は、自分のスマホで自分で申請を行うという事には驚きました。パソコンは原則ありません(正しくは、数台だけありますが、来ている人数からしてパソコンを使う場合、待ち時間は相当な時間を待たないといけないと思われます)。自分のスマホを使っての申請です。1人のスタッフが、3~5名ほどを担当し、説明を受けて、入力が終わると手を挙げてスタッフを呼んで、どのように操作するのか確認をして進めます。
確定申告のスマホでの操作は、微妙で、優れている点と優れていない点があります。優れている点として、源泉徴収を写真で取ると、自動で対象項目に数値が入力されます。優れていない点として、スマホ向けの画面に最適化されていないので、おそらくパソコンだと簡単で見やすいけれど、スマホだと見切れているような画面になっています。まあ、なれの問題かもしれません。
申告が終わると、紙が印刷されて、添付する資料をホッチキスで止めて、渡されたクリアケースに入れ、対象のBOX箱に資料を入れて終わります。

今はマイナンバーカードから、色々なサイト(保険や、国民健康保険、年金など)と連携がが可能で、家から簡単に確定申請ができるようになっています。PCでNFCのリーダーを持っている人はパソコンから申請を簡単にできます。スマホでもお財布携帯対応機種の場合、スマホのリーダーからマイナンバーカードを読み取って、申請が可能です。おうちで申請をした場合は、添付書類はほとんどの場合、提出する必要はありません。(提出が必要な書類も一部ありますが、無職だと無いと思います。)

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