見出し画像

貴船神社(きふねじんじゃ)。

神社仏閣巡りに目覚めた妻と一緒に巡る、休日の撮り歩き。
連休で大阪にいるのだから、関西も回ってみようとなってから、こちらも積極的に。

今回訪れたのは、京都にある「貴船神社」。
全国に2千社を数える水神の総本宮である。との事で、古くから祈雨の神として信仰されており。
水の神様として、全国の料理・調理業や水を取扱う商売の人々から信仰を集めているそうです。
また「縁結び」の神様として信仰されている一面もありながら、同時に「縁切り」や「呪咀神」としても信仰され、「丑の刻参り」でも有名であるなど、さすがの歴史を感じますな。
そうそう、海外からの観光客の方々は知らない方も多いかもですが。
日本の神様は「祟る」ので注意が必要ですぞ、そういった「畏れ」を感じるのも。
日本の文化であって、日本人の精神性なのかもしれませんね。

当日は生憎の曇り空、それも京都らしいと言えるかな。
色彩豊かな京都のイメージもあるけれど、個人的には灰色な京都もらしいと思う。
貴船川に沿って佇む神社は、ミニチュアみたいでギュッと詰まった印象。
関東のそれとは違う、独特な神々しさを感じる場所でありました♪

今回の相棒も「X-E4」と「ULTRON27mmF2X-mount」。
ミニマムなカメラとパンケーキレンズの組み合わせは、撮り歩きの最強コンビ。
MFの操作も、少しずつ慣れてきました。
山中にある貴船神社。
今回は電車とバスを乗り継いでやってきました。
こっち方面は学生時以来で、蛍池以来の京都であります♪
貴船川に沿って登っていきます。
そこまでの急斜ではないので、疲れは少ないかな。
道中は旅館や食事処、カフェなんかが並びます。
「川床」も”映えスポット”の様で。
多くの観光客が並んで撮ってました。
冬じゃなければ、食事もありかなぁ…。
無事着。
ここもやはり海外からの観光客が多め。
こういった”魅せ方”は共通なんですな。
規則正しいものは撮りたくなります♪
ここは「絵馬」の発祥の地なのだとか。
蛙を見つけたのでパシャリ。
こちらは本営。
大袈裟な作りではないけれど、それがまた良い感じの落ち着き。
年末にも関わらず、人が途切れる事はなく。
コロナ禍を過ぎて、戻ってきた柄杓。
レンズのマニュアル操作も、そこそこ慣れてきた感じです。
人の手の美しさ、所作の美しさですかね?とても好きです。
鳥居と灯籠。
京都の朱色も、また良きかな♪
貴船石の特徴を持つ名石「つつみヶ岩」。
鼓の形に似ているから、この名がついたとか。
こちらは奥宮。
ベースが自然の山、なので左右非対称。
アンバランスさが、自然を語っているのかなぁ…とか考える。
必ず撮ってしまうのは何故か?
水神様だからなのかな?と考える。
定番の狛犬。
荒々しさがありながら、繊細な作り。
こんな感じの視線なんですかね?
見守ってる感じを受けます。
「玉依姫命が、川を上るときに乗っていた船を積石で秘匿したもの」
とされているものだとか。
決して広くはないし豪華絢爛ではないけれど、それが良いですな。
途中、川辺に目を向けると、途端に生活の香りがする。
これど都会のそれは違って、とても静かに淡々とした感じ。
こちらは「結社」。
縁結びの社なのだとか。
「天の磐船」。
立札を入れると、どうにも観光写真の様で…。
悔しいので逆から撮ってみる。
灯籠との関係が、なんだか面白い(笑
「和泉式部歌碑」
「あの人のことで思い悩んでいると、水辺を舞う蛍もわが身からさまよい出た魂かと見てしまう」
なるほど”縁結び”と言われる所以ですね♪
結構お気に入りの1枚。
綺麗な朱色の鳥居と、それにマッチした緑の木々が綺麗。
配置の良い石畳もアクセントかな。
「本宮」「結社」「奥宮」それぞれがギュッと凝縮され。
途中途中の自然の景色と空気感が良いところでした。
学生が修学旅行で訪れる京都とは、ちょっと違った印象かもしれません。
なんだろう…”厳しさ”を感じるからなぁ。

貴船神社
京都府京都市左京区鞍馬貴船町180


この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?