見出し画像

組織について考えるマン

今日は北野唯我さんの著書を2冊紹介します!

一冊目はこちら!「分断を生むエジソン」

あの名作、「天才を殺す凡人」の続編でした。

ペインとゲインって?

この作品では、商品やサービスには「ペイン型」と「ゲイン型」があると述べられていてる。それぞれ簡単に言うと、面倒や苦痛を取り除くものがペイン型。それ自体が楽しく、面白いものがゲイン型。ペイン型の具体例は、Amazon。ゲイン型の具体例は美味しいレストラン。

ペイン型からゲイン型が求められる世の中へ

様々なペイン型のサービスの発展により、人々はゲイン型を求めるようになってくる。よく言われている、「役に立つ」→「意味がある」への転換ですね。もちろん、何か(誰か)の役に立つことにはすごく価値があると思うけど、それ以上に「どんな意味を創出していくか」が求められているんだなということですね。

じゃあ、学校はどうするの?

自分なりにできる一歩目としては、目の前の子どもたちに対し「そんなことやっても意味がないよね」という見方でみるのはやめようってことですかね。「誰にとって何が意味があるのか、どう意味があるのか」は教師の一方的な視点で見極められるものではない。そのあたり子どもたち同士のそれぞれに大切な「意味」が混ざり合っていくような場を作れたらいいな。

分断を生むとは

ツイート内容にあるように、「新しい価値を生み出そうとする人」がいれば、当然そこには「今までの価値を守ろうとする人」がいるわけで、全員がどちらからに偏るってことはない。そこでわざわざ「区別」しようとするせいで、「分断」が生まれる。いろいろな価値観があっていいよね。みんな違って~・・・なんて言うつもりはないけれど、自分の立ち位置をきちんと知って、相対的に周りがどうなっているのかを俯瞰し、溝を掘る作業でなく、橋を架けるアプローチすれば、分断や対立にはならないのかなと考えた。これが「影響力の地図」の話から思ったこと。(本ではわかりやすく図解してあった)

色々な価値観の人々でできあがっている組織。影響力の地図は忘れないでいこう。

もう一冊も紹介!

こちら!「オープネス」

こっちがツイートにそれなりにアウトプットしてる。(えらい)

そもそもオープネスってなんぞ

この本の中では、「経営開放性」「情報開放性」「自己開示性」と示されてます。経営陣の思いや人柄はわかっているか、アクセスしたい情報にすぐアクセスできるか、自己開示をしても安心な場が保証されているかってことですね。

あなたの職場はどうですか?

上の三つ。ちなみに「風通しが悪い」のに「社員の士気が高い」って会社はほぼ存在していないそうです。(そらそうだ)あと、意外にも給料と社員の士気の相関関係はそこまで高くないらしい!そこで、この「風通しの良さ」(オープネス)に注目し、組織改善の提案をしていこうって流れですね。

ミドル層としてできることは何かな( ^ω^)・・・

と、まぁ読んで自分ができそうなことをメモしておきます。

・気軽に相談してもらえるような環境づくり

・上手くいかなかった実践や児童・保護者対応もシェア

・ニコニコする

・個人の選択を尊重しつつ、意見を述べる

・誰がやっても同じ業務にきちんとラベリングし、気持ちよくやってもらうような声掛けをする(教師の仕事はどうも属人化しがち。)

・改善に対して意欲が高い割合をつかみ、アプローチする人を見定める。(ムーブユアバスとも通じるなと思った)

創造性だけではダメなんだろうな

この本の中の印象的なフレーズ

タレントマネジメント論が本質的に解かなければならないのは「ある程度、人々の創造性を犠牲にしながらも、それでも人々がイキイキと、かつ生産性高く働ける環境をどうつくるのか」という問いである。

やれ、創造性だ!多様性だ!個性だ!とか言いがちな方々の気持ちを一旦冷静にさせる言葉ですね笑 すごくしっくりきました。

終わりに

とりあえずつらつらと書きたいように書きました。組織について学ぶのはホント面白い。また皆さんのおすすめあったら教えてください^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?