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本を最後から読むクセのはなし

私には小説の最後を先に読んでしまうクセがある。
結末を知ってしまうと作品を楽しめないと考えるのが基本だと認識はしている。

しかし、小説を読む時にどうしても最後の展開を知っておきたいと感じてしまうのだ。

その理由を普段の小説の読み方も説明しながら述べる。

まず、私は小説を読む時に登場人物やその人たちの関係性、物語の流れを知るため、最初は物語の流れに沿って順に物語を読みはじめる。

しかし、物語の流れが決まると、
その後の流れを読むことを一度止め、結末を読む。

というのがいつもの読書の流れだ。

これは、物語を読み進めていくと最初の頃の登場人物の性格がわかり、そこからの心境や行動が把握できるようになる。

その状態で結末を読むと、物語の途中で起きた事象によって変化した考え方や性格も知る事ができる。

これらの2つの状況を物語の流れに入る前に比較できることが面白いと感じる理由だ。

というのも、この比較することで得られた変化を把握した上で、「変化は物語がどのような流れで流れることで起こったのか」を読みながら考えていくことができるためだ。

サスペンスの場合には犯人が自分の正体を気づかれないために、どのような行動をするのかという楽しみや犯行の動機を考えられるということも楽しみとして増える。

また、結末を知っていれば好きなキャラクターに対する感情を制御でき、客観的に見ることができるため、結末で感情を左右されるモヤモヤを防ぐことができるのも理由の一つである。

ただ、一つだけデメリットが存在する。
それは、完結していない物語を読むことが好きでないため、完結していない物語のブームにのれないことである。

小説ではないが、鬼滅の刃は完結されていなかったため、周りが盛り上がっている中、読めず少しストレスではあった。
この件は、周りの盛り上がりが冷めはじめた頃に1人で盛りあがる予定である。

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