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【cinema】団地

6/12鑑賞。
予告編を見て、絶対観に行こうと思っていたヤツです。フォークダンスのシーンがいい!井戸端会議のシーンがいい!と思ったので。

で、です。たしかにそのシーンは良かったんです。予想に反して、フォークダンスはそう来たか!という感じなんですが。

それよりも予想に反していたのは、途中からの展開です。これは…これは…一体何映画??隣りで母が見ていたんですが、いちいち疑問に思ったことを声に出すので、止めてというのに必死でした。でもそんな映画でした。

笑えるシーンもめっちゃあるんです。大阪ならでは、団地あるある満載。岸部一徳と藤山直美扮する山下夫妻と、自治会長を務める石橋蓮司と大楠道代扮する行徳夫妻の感じは絶妙なんです。でも、惜しい。ギャハハと大笑いしに見に行ったのに、呆気にとられた感でラストは一杯になるんです。虚をつかれるとはこういうことを言うんだと思います。

でもね、嫌な感じはしなかった。見に行かなきゃよかったとは一切思わないんです。ナゼ?ナゼ?という疑問が、見れば見るほど雲がもくもくと膨らむかのように大きくなり、ラストで一瞬にして消え去る感じ。でも新たな疑問が突如として現れて、ハイ、オワリ。

この映画で好きなシーンがあります。藤山直美はスーパーのレジ打ちのパートをやってるんですが、彼女はお客さんに声をかけすぎて、彼女の列だけ滞る。それを店長が店の裏口で叱るんです。その後、彼女が1人になって、スムーズにレジ打ちできるようシミュレーションするシーン。ピッピッて声出しながら。なんかね、泣けた。

とはいえ、夫の岸部一徳が床下に引きこもる原因は、ハァ⁉︎というようなものだったし、井戸端会議メンバーの名前とかツッコミどころありすぎだし、ガッチャマンのテーマソングを声高らかに歌う少年の声は超美声だし、そもそも生薬ってあんなふうに作れるんや!とか、もう言いたいことは色々あるんですが、まぁ総じて見てよかったなーと思います!

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