コロナがない世界の友人からの話PART1
これは空想のはなし
昨夜、パラレルワールドに住む友人と2年ぶりに会話をした。彼の世界では東京オリンピックは2020年に開催され、今は2022年の北京オリンピックに向けて進んでいるそうだ。
2019年12月までは同じ世界軸を過ごしている感じだった。しかし、2020年に入ると同時に彼の世界と私の世界は違う世界軸を歩み始めた。
私は彼の話を聞きながら羨ましいと感じていたが、ふと我に帰る言葉があった。
「でも、人とは繋がりやすくなってない?」会話に詰まってしまった自分がいた。
どういう事だ?人と会う機会が減り、恋愛においても出会いの場が減り、会社でも顔を見たことない人と仕事をしている。これが、繋がりやすくなっているように感じる?
「こっちから見てよ」彼に言われた。
何が見えると言うのか、、、見えた、見えてしまった。
今まで自分は何かを発信したいと思っていたが行動に移せていない人達が始めたYouTube vlog,そこからのコメントでの連帯感、婚約破棄をされたアラサーがマッチングアプリを利用してみたらetc
面接やオープンキャンパス、授業に至る所まで自宅で完結出来る、チャンスが多く広がっている。
言われてみるとコロナ禍よりも繋がりやすくはなっているのかもしれない。というよりもこの状況で人と繋がる選択、しない選択が出来た人もいたのだろう。
ただ、同時にSOSを出せない存在も増えたのがこっちの世界だ、、、家庭内でのDV、男女、教育格差etc
これについては私が考えても答えは出せず、実行出来ないため会話から逃げた。
彼との会話の中で、次の電話の時に話そうと思う内容が出た。
「どうしてコロナウイルスは歴史に誕生したのか」
誰も答えられない答えを求めて、また彼との会話を楽しもうと思う。
彼の世界にコロナが生まれないために